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市出身の阿炎関が市長を表敬・5月場所、十両で勝ち越し

2015.6.16(越谷市)
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 越谷市出身の大相撲十両の阿炎(あび)(21)=本名・堀切洸助、錣山部屋=が3日、同市役所を表敬訪問し、高橋努市長に五月場所での勝ち越しを報告した。
 阿炎関は身長186a、体重127`。小学3年生から相撲を始め、同市立大相模中学校に在学中には、全国中学校相撲選手権で個人戦3位に入賞した。その後、千葉県立流山南高校に進学し、相撲部に入部。高校総体でベスト16のほか、3年生の時に選抜高校相撲十和田大会で、個人戦で3位に入賞した。卒業後、相撲部の監督が錣山親方と親しいことから錣山部屋に入門した。
 2013年5月場所に初土俵を踏み、同年9月場所では序二段7戦全勝で優勝。翌年1月場所では三段目、7戦全勝で再び優勝。初土俵から5場所で一気に幕下上位となる西幕下13枚目へと駆け上がり、今年1月場所では関取目前の西幕下2枚目の地位で5勝2敗。場所後の番付編成会議で、3月場所での新十両昇進が決定された。同時に、それまで本名だったしこ名を「阿炎」に改めた。
 「阿炎」という珍しいしこ名は、相撲部屋で育った錣山親方(元関脇・寺尾)の子ども時代からの愛称。「ア・ベイビー」と言われて、そこから「アビ」となったという。「阿修羅のように強く、炎は燃えて戦う」という意味で漢字を当てはめた。
 十両昇進後、3月場所では7勝8敗だったが、東十両13枚目で迎えた5月場所は8勝7敗と、関取になってから初めて勝ち越した。子どものころから大の相撲ファンという高橋市長から「5月場所は5勝7敗から3連勝したが、一時はどうなるかと思った」と水を向けられると、阿炎関は「ストレートに勝ち越ししても、面白くないですから」と周囲を笑わせ、「来場所は集中力を高めて取り組みたい」と意気込みを語った。  また、高橋市長は「多くの市民が応援している。早く幕内に上がり、押しも押されぬ関取になってほしい」とエールを送った。阿炎関は「将来は親方の番付(関脇)を抜きたい。まずは、十両優勝を目指します」と気を引き締めていた。