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「市民法律教室」が開講・弁護士会越谷支部が協力

2015.4.20(越谷市)
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 越谷市中央市民会館会議室で11日、「平成27年度こしがや市民法律教室(前期)」が開講した。これは埼玉県弁護士越谷支部に所属する弁護士が講演し、同支部と越谷市が主催している。第1回目のテーマは野村武司弁護士による「いじめを考える〜いじめと法の現在・子どもの立場に立つということ〜」で、約50人の市民が聴講した。
 いじめに端を発する重大事案を背景として「いじめ」の定義は変わり続けてきたが、野村弁護士は「いじめとは、いじめている行為に着目するのではなく、受けている子の立場にたった判断が重要なポイント」だという。
 2011年の滋賀県大津市立中学校の事件を受け、いじめ防止対策推進法が13年に公布・施行された。これは、学校がいじめ防止対策組織を、教育委員会と文部科学大臣は付属機関を置き調査・再調査・報告を行うなど、いじめ防止措置を実効的に行うこと等が施策されている。
 野村弁護士は「いじめられた側になってしまったら、防止法のしくみを活用することが大事」だという。さらにいじめへの対応としては「いじめている子を探し罰するのではなく、いじめで苦しんでいる子どもに気づき、子どもの解決イメージに寄り添い意見を尊重し支援することが大事」だと強調した。
 法律教室は、弁護士会越谷支部が市民と交流を図ることを目的に、身近にある法律をわかりやすく解説する場として2003年から継続して行っており、今回で106回目。開講当初、弁護士と行政が協働で毎月行われる講座は全国でも初だったという。
 法律教室を市に提案した能勢英樹弁護士は「善良な市民が被害に遭う時世。被害を事前に防ぐために弁護士が小さな接点を持つようにしなければならない」といい、「被害にあわずに済む知識を得る機会をつくることが出来きれば」と話していた。
 以降の講演は5月9日が「離婚と面会交流〜『夫婦』から『父親』と『母親』になるということ〜」、6月13日は「DVストーカー〜身を守るために知っておきたい知識〜」、7月11日は「刑事事件〜責任って何だろう〜」。いずれも会場は越谷市中央市民会館4階16〜18会議室で時間は午後1時30分〜3時30分。先着順。各回定員120人。
 <問い合わせ>越谷市くらし安心課TEL963・9156。

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