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地域で避難所運営訓練を・元北上中校長の畠山互さん講演

2015.4.13(越谷市)
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 越谷市北部市民会館で5日、震災講演会「東日本大震災から四年、あなたは大丈夫ですか?」(震災講演会実行委員会=飯田秀行代表=主催)が行われた。冒頭には南三陸町の町が大津波に飲み込まれる映像が流れ、参加者全てが“あの日”を思い出した。飯田代表は「災害はいつ起こるかわからない。東日本大震災を忘れないこと、そこで得た教訓を次の災害に役立てることを願っている」とあいさつした。
 基調講演では岩手県石巻市出身で震災当時同市立北上中学校の校長を務めていた畠山卓也さんが、避難所運営体験や被災地の実態を話し「日頃から危機意識を持ち、自分の命は自分で守ること、地域全体で避難訓練と避難所運営訓練を行ってほしい」と呼びかけた。また、東京湾北部地震が起きた際、「東京から逃げてきた人に手をさしのべるのは埼玉の人しかいない。東京を助けることは日本を助けるということです」と声を大にした。
 実行委員会理事の辻浩司さんをコーディネーターに行われたパネルディスカッションには畠山卓也さん、福島県から避難している新開仁子さん、避難所一泊体験実行委員会代表の樋上秀さんがパネラーとして参加した。避難所一泊体験実行委員会では2009年からこれまでに3回、大災害を想定した体育館での避難所体験を行っている。
樋上さんは「避難所をきっかけに繋がっていく関係もある。障害者も生きていける環境を目指している」と話し、新開さんは「自分で自分の身を守ることが大切」、畠山さんは「地域連携の方法として学生とのつながりをもつなど、その地域の特性を生かした訓練をして、災害に強いまちづくりを」と述べた。

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