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災害ボランティアに登録を・越谷市社協、震災機に発足

2015.3.9(越谷市)
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 東日本大震災からまもなく4年。越谷市社会福祉協議会は同震災を機に、「災害ボランティア登録制度」を2013年4月から実施。今年2月末現在で、登録者は80人2団体にまでになった。来年度は100人規模を目指すことにしており、新たに登録者を募集することになった。
 同制度は、東日本大震災の発生を受けて、越谷市内から多くの市民が被災地にボランティアに行くことを希望して、同社協が窓口になり、被災地に派遣したことから、立ち上げた。災害ボランティアとして活動したい個人や団体(企業やボランティアグループなど)を対象として、事前に登録してもらい、災害時のボランティア活動を円滑に行うことを目的にしている。
 対象は15歳以上の人(未成年者は保護者の同意が必要)。同社協が開催する研修に参加し、大規模な災害が発生した際に、災害ボランティアセンターの設置や運営、現場での活動を依頼する。
 2013年9月に発生した竜巻被害の時には、災害ボランティアのメンバーが中心となり、がれきの撤去や清掃などのボランティアとして活躍した。当時被害を受けた水田は稲が倒れていて、木片やガラス片、ごみなどが散乱し、重機は入れず、手作業で除去するしかなかった。約1週間にわたり、のべ200人を超えるボランティアが被害を受けた水田に農家の許可を得て入り、がれき撤去作業に汗を流した。
 実際にボランティア活動した須賀俊幸さん(42)は「竜巻で飛んできた田んぼの中のがれきを拾い集めました。多くの災害ボランティアの仲間たちと活動を行い、思ったより早くきれいにすることができました」と晴れ晴れした表情で話していた。
 このほか、「災害ボランティアセンター」の設置訓練や市のイベント時にブースを設けて、啓発活動などを行っている。同社協地域福祉課では「東日本大震災から4年。被災地でのボランティア活動の関心は低くなりつつありますが、今後、首都圏でもいつ災害が発生するか分かりません。越谷がまた被災地になることもありますので、多くの方の登録を」と呼びかけている。
 申し込みは、本人が直接、同社協窓口に行き、専用の申込書に必要事項を記入する。
 <問い合わせ>越谷市社会福祉協議会地域福祉課TEL966・3211。