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越谷保健所4月に開所・完工式開かれる

2015.2.2(越谷市)
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 越谷市は同市東越谷十丁目の市立病院前に市保健所を建設。このほど完成し、1月25日に関係者約110人が集まって、完工式典が開かれた。4月1日からオープンする。同市の来年度からの中核市移行に伴い開設されるもので、食品衛生、環境衛生、医事・薬事などにおける専門的、技術的な分野についての総合的な取り組みを的確に行う拠点施設になる。県内で市立保健所があるのは政令市のさいたま市と川越市だけ。
 完工式典では、玄関前でテープカットが行われた後、高橋努・市長が「保健所は地域保健の拠点として、埼玉県から移譲される多くの業務を実施することになり、中核市移行の大きな核となるもの。この保健所が市民の皆様の健康や生活を守り、安全で安心して暮らせるための施設となりますよう全力を傾注していきます」と式辞を述べた。
 同保健所の敷地は約5900平方b、建物は鉄骨造り4階建て、延床面積は約3800平方b。総工費は約12億9500万円。1階に「市夜間急患診療所」を併設したのが特徴。2階は感染症などの問診を行う診察室や採決室、会議室などを配置。3階には理化学検査室、臨床検査室、食品細菌検査室、ウイルス検査室などを配置し立ち入りが制限される区域になる。
 同保健所は2012年2月に「越谷市立保健所設置審議会」から答申を受け、設置へ向け本格始動した。建設場所を同市東越谷十丁目の市立病院前にある旧看護師宿舎と看護学校学生寮跡地に決めた。以前、市内にあった県保健所が2010年に廃止され、春日部保健所に移転したため利便性を確保しようとの狙いもあった。解体工事後、2013年7月に建設工事着工した。
 4月オープンに向け、現在も専門職員を中心に県で研修を続けている。県東部初の市立保健所として、保健衛生行政の拠点づくりの今後が注目される。

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