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太郎兵衛もち販売・越谷市内の農産物直売所で

2014.12.22(越谷市)
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 越谷市太郎兵衛もち協議会加工部では、2011年度「こしがやブランド」に認定されたのを受けて、「太郎兵衛もち」のさらなる消費拡大と地産地消の推進を図ろうと、市内農産物直売所で販売している。販売しているもちは、のしもち(1枚900c)で1枚1000円。
 幻の水稲もち品種と呼ばれる「太郎兵衛もち」は慶長年間(1596年〜1614年)に当時の四丁野村(現在の宮本町)の名主だった会田太郎兵衛氏の手により選抜育成された水稲もち品種。会田氏の名前を称して「太郎兵衛もち」と呼ばれるようになった。コシが強く粘りがあり、独特の風味があり、食味に優れていたことから徳川家康も食したと伝えられている。
 また、昭和初期には、東京の和菓子屋が争って出羽村を訪れ、太郎兵衛もちを買い求めていた。品質の高さを誇っていた「太郎兵衛もち」だが、1942年に食糧管理法が施行され、食糧増産政策が開始されたため、倒伏しやすく面積あたりの収量が少ない「太郎兵衛もち」は敬遠され、作付けする農家は減少し生産量が激減した。一時、作付けする農家は1戸になった。しかし、貴重なもち米を後世に残そうと県と市、JA越谷市が連携し復活に取り組み、1998年には種子保存を目的とした太郎兵衛もち協議会を組織し、消費拡大や種子の保存に取り組んでいる。今年度の作付け面積は4万3000平方b。
 <販売場所・問い合わせ>JA越谷市ファーマーズマーケット「グリーン・マルシェ」(越谷市増林2の66 TEL963・3003)、JA越谷市農産物直売所「ふれあいファーム」(越谷市赤山町1の115 TL960・6180)、越谷市物産展示場(越谷駅北側高架下 TL940・5550)。

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