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文教大生が大袋中で家庭科授業・パペットを作る

2014.11.24(越谷市)
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 越谷市立大袋中学校(飯塚敏雄校長、生徒350人)の3年生(122人)に文教大学生が13日、家庭科の特別授業を行った。同中学校は例年、3年生がパペット(人形)を作成し大袋幼稚園で児童らに人形劇を実演、交流を図っている。今回、同大教育学部心理教育課程の今田晃一教授のゼミを受講している小学校や幼稚園教諭、保育士などの免許を持つ大学生が、パペットを使った手遊びや人形劇を実演し、園児たちに関わる際のポイントを説いた。
 大学生らは映像と実演を交えて「子どもと目線の高さを合わせ先生になりきって堂々とした態度で」「少しキーを高めに大きな声でゆっくり話す」「笑顔を忘れない」「リアクションを大きく」などの“技術”を伝授。将来は保育士を目指す波間青夏(はるか)さん(15)は「(授業は)わかりやすくすごいなと思いました。自信をもつことが大切で、小さい子が喜んでくれるようにしっかりやるようにしたいと思いました」と園訪問への意欲をみせた。
 一方、大学生側も学んだことは多い。進行を務めた新井葉月さん(4年)(22)は「実習を積んできたが、中学生に教えるのは小さい子と反応が違うのでとまどいもあった。学生の頃にいろんな視点から見られた経験は今後に生かしていけると思う」という。人形劇部に所属している正木結さん(同)(21)は「自分たちが楽しみながらやらないと楽しいものができないと思いモチベーションをあげようと思った。中学生にもパペットの面白さが伝わったと思う」と話していた。今田教授は「実際にやってみて気づきがある。大学で勉強したことを活かせる貴重な場」という。
 また、iPad(タブレット型端末)を授業で活用したり動画配信システムも行っている同中に、ゼミ生らはこの特別授業を映像編集しiPad用デジタル教材として提供する。今田教授はデジタルを活用し必要に応じてくり返し見ることで今後も活用、共有ができ、共有することで興味を持っていくと、デジタル化することによる“つながり”を話していた。