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初の「越ヶ谷山車曳き廻し」・28日に旧日光街道で

2014.9.22(越谷市)
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 越ヶ谷秋まつりの山車1台が街を練り歩く初の「越ヶ谷山車曳き廻し」イベントが28日午後1時から、旧日光街道と越谷駅東口北側ロータリーで行われる。300年の歴史を誇る「越ヶ谷秋まつり」は伝統、格式などの点で文化の象徴。しかし残念ながら不定期開催のため、この良き山車曳き廻しの知名度は低い。
 そこで、地元の青年会で組織する秋まつり実行委員会のメンバーが新しい試みとして、今回の「山車曳き廻し」イベントを発案した。今回のイベントを越谷市の中心市街地活性化事業の一環として位置づけ、駅周辺の新規住民との交流を図り、越ヶ谷への地元愛の醸成を育むと共に、伝統ある越ヶ谷秋まつりの定期開催への道が開けることを目的にしている。
 今回登場する山車は弥生町の山車。当日は午後1時に越ヶ谷本町の歯科医前を出発。大沢橋際で転回し、旧日光街道を練り歩き、越谷駅前には午後3時に到着予定。この引き回しに併せて、駅前イベントも開催。午前10時から午後4時まで、手作り陶器市、山車写真展、フラダンスやよさこい、ハワイアンバンド演奏、越谷太鼓演奏の披露などがある。
 越ヶ谷秋まつりは、江戸時代中期の元禄時代(1688年〜1704年)から伝わる豊年を祝うお祭りで、行列や町内ごとの山車の巡業が歴史絵巻さながらに繰り広げられる。まつりは久伊豆神社から越ヶ谷地内に神様がお出ましになる神輿渡御で始まる。行列は裃袴(かみしもはかま)姿の旦那衆や稚児巫女などが古式の衣装をまとい行われる。町内に到着した神輿は各町内の8台の山車に迎えられ、そのまま一列になって町を一回りする。それぞれの町内から出されている山車には、町内の象徴ともされる「日本武尊」「弁慶」などの人形が飾られている。そして神輿は祭りの幹事役である年番の町内に設けられたお仮舎に納められる。昔の越ヶ谷宿の繁栄と町民文化の粋を感じさせる貴重なまつりで、前回は2012年10月に開催された。

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