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地元産トマトジュースを商標登録・栽培農家の立澤さん親子

2014.9.15(越谷市)
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 越谷市産のトマトジュースが商標登録され、全国に発信。越谷市東町でトマトを専門に栽培する、農業・立澤淳一さん(60)と息子の輝彦さん(37)が100%完熟無添加トマトジュース10種類を開発し、今回「立澤農園 にじいろトマトジュース」の商品名で特許庁に商標登録された。トマトジュースは2010年8月に完成し市販を開始。すでに市の「こしがやブランド」にも認定されている商品。原料のトマトからジュースの製造まですべて、手作りで無塩、無添加、無香料のストレートジュース。構想から5年かけて完成。商標登録には2年かけて、びんからギフト用の箱などを新デザインにしバージョンアップ。立澤さんは「全国で自信を持って販売できるパッケージデザインになりました」と呼びかけている。
 立澤淳一さんはトマト作り一筋40年のこだわりのトマト農家。トマトジュース作りは長年の夢で、自宅敷地内に専門のトマトジュース工場を建設。トマトの栽培からジュース製造、びん詰め、梱包までできる。製造は収穫した完熟トマトを洗浄、スライスした後、煮てからジューサーにかけて、あくを取り、びんに充填後、殺菌し冷却して完成。工程はすべて手作業のこだわりだ。
 2010年から「オリジナルトマトジュース」として販売したところ、好評で、4000本製造してもすぐに完売した。これに自信を持ち、さらにグレードアップを図ろうと、商標登録をすることになった。ジュースは色の違うトマト、フルーツトマト、ミニトマトの25品種を使い10種類のジュースを作った。それぞれびんに入れ、並べたところ「虹のように色鮮やかだった」(立澤さん)ため、ブランド名を「にじいろトマトジュース」にした。
 びん(180_g、160_gの2種類)のデザインを一新。白地に商品名が書かれ、一目で「トマト」を使ったものか「ミニトマト」を使ったものかが分かるようにイラストを添えた。ギフトに使える8本が入る専用の箱(縦28・5a、横24・5a、高さ6a)も初めて作った。ピンク色地に「にじいろトマトジュース」と書かれ、トマトのイラストもある、おしゃれでかわいい箱だ。これらのデザインは専門のデザイン事務所を県春日部農林振興センターから紹介してもらい、2年がかりで、デザインを完成し、商標登録までこぎつけた。
 そして、今年の新商品は「グルメミックス」。20種類以上のミニトマトをミックスした全く新しいジュース。フルーツトマトのような、酸味を抑えた甘みのあるジュースに仕上げた。価格は540円。このほか「オリジナルトマト」「オリジナルゴールド」が324円。「ミニトマトオレンジ」「ミニトマトバイオレット」「レッドオーレ」など7種類が540円。そして「フルーツトマト」が1080円。
 今年はこれらのトマトジュース5000本を製造。今月から販売を開始する。今年は2月に大雪の影響でトマトを栽培するハウスが壊れ、収穫が遅れるなどの大きな影響がでたが、何とか例年通りの収穫を得た。立澤さんは「あらためて自然の怖さを知った。しかし、災害にも負けず、いつもより甘みのあるトマトが栽培できました。ていねいに作ったジュースなので、多くの人に味わってほしい」と話す。息子で農場長の輝彦さんは「雪でハウスが壊れたときは、どうなるかと思いましたが、例年通り、収穫できました。今年はパッケージデザインを一新し、新たなお客さんを開拓したい」と希望を話している。
 <問い合わせ>立澤さんTEL988・4187。

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