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今年は30年目、記念てぬぐい販売も・南越谷阿波踊り

2014.8.12(越谷市)
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 日本三大阿波踊りのひとつ、「南越谷阿波踊り」が今年30回目を迎える。今年は22日(前夜祭)と23日、24日の3日間、東武スカイツリーライン「新越谷」駅、JR武蔵野線「南越谷」駅周辺で開催される。本場徳島、東京高円寺に次ぐ規模を誇り、参加連(踊りのグループ)は、地元越谷を中心に約80連、踊り手は述べ5000人にのぼる。例年約63万人もの見物客を動員するまでに成長した、埼玉県内でも有数の夏祭りだ。
 今回、30回を記念して、一般社団法人越谷市観光協会と市内伝統工芸職人とのコラボ商品「記念手ぬぐい」を3000枚作成し、1枚1000円で販売する。また、東武鉄道では、「南越谷阿波踊り」と書いたヘッドマークを東京メトロ半蔵門線直通列車1編成(中央林間〜久喜、南栗橋間)と東武アーバンパークライン(野田線、大宮〜船橋間)に掲出する。
 このほか、駅ナカ活用として、南越谷駅南口ガラス面にシルエットイラスト(縦302a×横110aのガラス面6枚)を掲示する。また、同駅発車ベルを本場徳島の阿呆連が演奏した「ぞめき」という踊りの曲を電子音に変換したものにし、9日から24日の最終電車まで使用する。JR線と東武線の連絡通路にの柱にも阿波踊りの写真を貼り、会場を盛り上げる。
 阿波踊りを南越谷にと提唱したのが、徳島県出身で越谷市に本社を置く事業家の故・中内俊三氏(住宅メーカー・ポラス前社長)だった。1983年、事業を営む者として地元への恩返しを考えていた中内氏は、地域の人にふるさと意識を呼び起こし、地元越谷が誇る「文化」としていきたいと、郷土徳島の誇る阿波踊りの開催に着目した。
 中内氏の呼びかけは、様々な関係者の賛同を得て、地元南越谷商店会・自治会・婦人会などが協力し、多くの関係者の尽力により、提唱から2年後の1985年8月24日、第1回南越谷阿波踊りが3万人の人出の中、開催されたのが始まり。
 吉澤勝治・南越谷阿波踊り実行委員会委員長は「第30回を盛大に開催することで、この祭りを地域の誇りとして、より一層成長させ、南越谷はもとより越谷市を盛り上げていきたい」と話す。中内啓夫・南越谷阿波踊り振興会会長は「第30回を安全にそして無事に開催するとともに、踊りや鳴り物の質をより向上させ、地域の皆さまが誇れる祭りにできるよう精進していきます」と話していた。
 同阿波踊りには今年も、読売新聞東京本社がバックアップする「よみうり大花連」(関森初義連長)も、地元連の一つとして登場する。

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