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今年から7月第3日曜日に開催・下間久里の獅子舞

2014.7.8(越谷市)
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 越谷市の県指定無形民俗文化財の「下間久里の獅子舞」が、7月15日の開催日を今年から休日(7月第3日曜日)に変えることになった。今回は7月20日に開かれる。同獅子舞は今年で420年を迎える県内有数の伝統を誇る行事。
 同獅子舞は現在、地域の住民でつくる「獅子舞連中」48人で構成。後継者不足と高齢化のため、連中の中心は60歳に近い年齢になってきており、今後の舞い手不足が深刻になっている。地元の桜井南小学校の「獅子舞クラブ」活動に講師を派遣し、小学4年生以上の子どもたちを育成。社会人の勧誘も行っているが、なかなか進まない状況。特に平日開催がネックとなり、ここ数年、内部で議論を重ねた結果、休日開催を決めた。
 太夫の高橋仲次さん(69)は「ここ3年間は、7月15日が休日だったため、子どもたちも参加できましたが、今年からは平日となり、このままでは、子どもたちの努力が無駄になってしまう。今年から休日開催にすることで、伝統ある獅子舞が長く続けることができると思う」と話している。高橋さんらは悩んだ末、市教委とも相談し決定した。
 同獅子舞は1594年(文禄3年)に京都から伝承されたといわれるもの。袴をはき、揃いの衣装で腰に太鼓をつけた太夫獅子、中獅子、女獅子の3頭1組で舞う。下間久里香取神社で舞いが披露された後、太夫を先頭に獅子ら総勢約50人が地区内の約140軒の家を訪れ、家内安全、五穀豊穣を祈る。俗に「ささら獅子舞」とも言われ、春日部市や千葉県野田市に伝わる獅子舞は、この下間久里の獅子舞が元祖と言われている。

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