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29日から「甲冑めぐり」・旧街道で、コンサートも

2014.4.21(越谷市)
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 江戸時代から続く、越谷市の伝統産業で県の伝統的手工芸品の「越谷甲冑」を多くの人に知ってもらおうと、「越ヶ谷宿の甲冑めぐり」が4月29日から5月11日まで、市内の旧日光街道とその周辺の商店や古民家などを会場に開かれる。昨年に続いて2回目。越谷駅東口の越谷新町商店会、越谷本町商店会と越谷市商工会の主催。越谷市と越谷中央商店会、越ヶ谷地区8か町自治会、越谷ひな人形組合、越ヶ谷秋まつり実行委員会、旧日光街道越ヶ谷宿を考える会などの共催。
 旧日光街道に残る古民家や商店に、越谷の甲冑や兜、五月人形を展示し自由に巡ってもらうほか、「親子で着用できる甲冑コーナー」や「まちなみガイドツアー」「100円商店街」などもあり、越谷の甲冑を知ってもらう絶好のイベントになる。 今年は60か所で展示。初めて久伊豆神社の参集殿で山車人形の展示もされる。
 「端午の節句」は奈良時代、中国から伝わり、江戸時代になると武者人形などを飾って、男児の健やかな成長を願う行事に変わった。「越ヶ谷宿」でも、街道をルーツとして金細工や漆、皮革、紙、組み合わせ紐などを組み合わせた「越谷甲冑」が誕生。その江戸の技は現代にも脈々と受け継がれている。
 現在、越谷市内には県の伝統的手工芸品に認定された3社で「越谷甲冑」を製作している。一時は少子化の影響で売り上げが低迷したが、最近の「歴女」「戦国時代」ブームで徳川家康、伊達正宗ら数多くの武将が人気を呼び、日本全国で幅広く販売されている。
 このほか、イベントとして5月3日にチャレンジショップ「夢空感」で親子で着用できる甲冑コーナー、5日には旧商家の蔵を会場に「蔵シック・コンサート」が開かれる。「デュオ ルクレール」によるサックスとピアノの生演奏。映画音楽やジャズ、ポップスなどを演奏する。時間は午前10時30分と午後2時の2回。参加費1500円(抹茶とお菓子含む)。定員各回30人で、きょう21日から予約を受け付ける。
 今回、初めて久伊豆神社で「越ヶ谷秋まつり」の山車に飾られる、神武天皇や弁慶、日本武尊などの「山車人形」の展示も行われる。人気の「ガイドツアー」は5月4日午前10時、午後1時の2回、越谷駅改札口集合。定員各回20人。参加費500円で、こちらもきょうから受け付け。このほか、スタンプラリー、昔遊びの展示などもある。
 今回のイベントを企画した新町商店会で日用生活品店を経営する井橋潤さん(49)は「越谷は世界に誇る甲冑の産地。越ヶ谷宿として当時のたたずまいを残した建物や蔵などの建造物が多く残ったこのまちを再認識し、特産品の甲冑を多くの人に知ってほしい」と呼びかけている。
 <問い合わせ>越谷市商工会TEL966・6111。

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