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古民家や神社に展示中・越ヶ谷宿の雛めぐり

2014.3.3(越谷市)
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 きょうは「ひなまつり」。江戸時代から続く、越谷市の伝統産業の「越谷の雛人形」を多くの人に知ってもらおうと、昨年に引き続き、「第2回越ヶ谷宿の雛めぐり」が3月9日まで、市内の旧日光街道周辺の古民家や商店などを会場に開かれていて、多くの市民が訪れている。今回は大沢商店会、大沢三丁目商店会も会場となり、規模が拡大されている。
 主催は越谷新町商店会と越谷本町商店会、越谷市商工会TMO。旧日光街道越ヶ谷宿を考える会と越谷市郷土研究会、越谷市、越谷ひな人形組合などが共催している。旧日光街道に残る古民家、商店を使って、越谷のひな人形を展示し自由に巡ってもらう企画。
 「雛めぐり」は昨年初めて開催したところ好評で、市内外から1000人を超える人が来場した。これに自信を持った主催者が「越谷の恒例行事にしよう」と今回も企画された。
 展示会場の一つ、大沢の越谷香取神社(小林桂子宮司)では、江戸時代から平成までの雛人形500体以上を社務所に展示している。もっとも古いのは今から約290年前に作られた「江戸の享保雛」。保存状態も良く、顔もしっかり書かれている。明治、大正期の人形もあり、会場は雛人形一色で壮観だ。
 同会場を初めて訪れた市内越ヶ谷の主婦(45)は「こんなにたくさんのお雛様を見たのは初めて。特に江戸時代に作られたものが今も残っているのは驚きました。とてもきれいに保存されているのがすごいですね」と驚いていた。
 越谷のひな人形作りは、今から200年以上前の江戸時代中期・安永年間(1772〜1781年)に、江戸の十軒店(じゅっけんだな、現在の日本橋)で修業した越谷新町の会田佐右衛門が、越谷で製作を始めたのが始まりといわれている。
 <問い合わせ>越谷市商工会TEL966・6111。

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