ニュース

箱根走者の白吉さん語る・花田小の卒業生

2014.2.24(越谷市)
ニュース写真
 越谷市立花田小学校(薩摩文子校長)で4日、同校の卒業生で今年の箱根駅伝の1区を走った東海大学2年生の陸上部員・白吉凌さん(20)がゲストティーチャーに迎えた。6年生120人が総合的な学習の時間「生き方を学ぶ」学習として、体育館を会場に白吉さんが児童を前に講演した。
 白吉さんは昨年度も同校で講演。小学校・中学校・高校時代の自分を振り返り、学んだことを話してもらった。今回は、箱根駅伝を中心とした陸上競技を通して「人としてどう生きるか」を、自身の経験をもとに話してもらった。
 今回初出場した、箱根駅伝では、今まで持っていた自己新記録を上回る記録を出すことができた上に、区間7位でたすきをつなぐことができた。この結果について、自分なりに解釈した「育つ」と「成長」の意味の違いをもとに、「『育つとは時間の経過とともに体の生理的現象によって伸びること』、『成長とは努力した結果で伸びること』で、目標に向かって努力し続けることが箱根駅伝の結果に結び付いたと思う」と述べた。
 また、今年は「昨日の自分よりきょうの自分、きょうの自分より明日の自分になる。そして継続は力なりと言うが、継続して力にするためには、意志を強くもつことが大切」とも語り、次の目標に向かって動き始めている思いが伝わってきた。
 質疑応答もあり、児童からの「つらいとか嫌だとか思わないですか」という質問には、「やるときはやる。休むときは休む。オンとオフの切り替えをしたりけじめをつけたりして過ごしている」と答えた。「陸上競技の長距離を通して学んだことは何ですか」という質問には、「規則正しい生活リズムをしておかないと勝負できない。ふだんの生活がすべてということ。ほかにも礼儀や整理整頓、メリハリをつけること」と答えた。
 最後は、「出られるかどうかは分からないけれど、2020年東京オリンピックでは、マラソンの選手として出場できるように頑張っていく。みんなも自分の夢や目標に向かって前向きに考え、挑戦すること、努力することで成長していってほしい」と熱く語りかけ話を締めくくった。
 話を聞いた6年生からは「自分も夢に向かって努力していきたい」「卒業までわずかだけど、日々努力して白吉さんのようになりたい」「成長することは努力することであると初めて分かった」など感想を話していた。

>戻る