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被災地の子どもにXマスカード贈ろう・田中さん呼びかけ

2013.12.2(越谷市)
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 東日本大震災被災地の子どもたちにクリスマスカードを贈ろう。越谷市東越谷の中央大学名誉教授の田中拓男さん(76)が、昨年に引き続き「国境を越えて心と心をつなぐクリスマスカード」プロジェクトを立ち上げ、全世界にインターネットなどを通して呼びかけている。東日本大震災から2年8か月が過ぎ、田中さんは「子どもたちも普段の学校生活を楽しんでいるが、きっと心の中にはまだまだ辛い思いを抱えて耐えている子どもも多いのでは」と語る。そうした子どもたちのために「励まし」となるクリスマスカードを贈ることにした。今年は特に越谷市内の全小学校15校に呼びかけ、「越谷から被災地へ」を合言葉にカードを贈る計画だ。
 田中さんの「クリスマスカードプロジェクト」は一昨年初めて実施したところ、世界48か国から3万通ものクリスマスカードが送られ、被災地の宮城県内の小中学校106校に自身で届けた。「津波の被害を受けて辛いでしょうけどがんばって」「あなたたちのことを心配しています」「またきっと元気になれるよ」など「メリークリスマス」の文字に添えられた言葉はどれも、被災した子どもたちへの思いがあふれていて、子どもたちを喜ばせた。今年は岩手県陸前高田市をはじめ、宮城、福島の3県の被災地を訪れ、小学校などでカードを手渡す計画だ。
 カードを贈るきっかけは娘のデザイナー・絵里子さん(39)の友人のピアニストが被災者慰問のコンサートを2011年12月に開きたいと、会場探しを手伝っていたところ、ようやく見つけたのは、宮城県七ヶ宿町の「七ヶ宿国際村ホール」(577席)だった。このコンサートに来た子どもたちにクリスマスカードを渡そうと考え、呼びかけたところ、予想外の数のカードが贈られてきた。
 田中さんは中央大学で国際経済学を教えてきた。国内外の友人知人、教え子にメールを発信。予想をはるかに超える3万通ものカードに驚き、コンサート会場だけでなく、宮城県内の学校を訪問し届けた。
 「東北3県の被災地には避難の仮設住宅に残る方もなお多く、福島県では原発事故で避難を余儀なくされている子どもたちも多く、越谷にも数多くの子どもたちが避難している。日本や世界の人々が被災地の子どもの心に親しく寄り添うことが、子どもたちの心の再生には重要になる」と田中さんは呼びかけている。田中さんの温かいハートで始まった同プロジェクトは今年も世界中に広がりそうだ。

 ★クリスマスカードの送り先
 〒343・0023 越谷市東越谷6の107 田中拓男様宛 「クリスマスカードを少年少女たちへ」係。  受け取ったカードは開封後中身をチェックし、カードだけを学校に発送するため、直接伝えたい言葉はカードに書く。カードの書式は自由。
 <問い合わせ>田中さんTEL962・3610。
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