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地域の「先生」が技伝授・越谷南中で阿波踊りなど学ぶ

2013.12.2(越谷市)
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 越谷市立南中学校(鳥海秀夫校長、生徒621人)で11月16日、地域の人をゲストティーチャーとして招いた「彩の国教育の日ゲストティーチャー授業&PTAバザー」が開かれ、市内の文化体育団体18団体の58人が講師に訪れ、全校生徒が約90分にわたり体験した。「開かれた学校づくり」を目指す同中のメーン行事。また、昨年に引き続き、東日本大震災で被災した宮城県仙台市立六郷中学校の生徒3人と教員2人を招き、体験学習とバザーで宮城県物産を販売し交流した。
 体験学習は茶道、華道、琴の演奏、折り紙、フラワーデザインや阿波踊り、タップダンスやスポーツ吹き矢、スポーツチャンバラ、太極拳など18種類と多岐に渡り、それぞれクラスごとにあらかじめ決められた講座に参加した。
 阿波踊りに参加した3年3組の中野安奈さんは「今回、着物も着せてもらい、下駄もはいてバランスをとるのがすごく大変でした。この体勢で踊り続けるのはすごいと思いました。うまくは踊れませんでしたが、来年の南越谷阿波踊りは、きょう教わったことを思い出しながら見に行きたい」と感想を話していた。
 スポーツチャンバラに参加した3年4組の松山恵さんは「運動は苦手ですが、スポーツチャンバラはとても楽しかった。剣の長さが短いほうが相手に接近することができて面白かった。試合に勝つとすごくうれしかった。貴重な体験ができました」と笑顔で話していた。
 太極拳講師の佐々木由紀子さんは「礼儀正しく、集中できる生徒が多くなっていて、地域とのタイアップの効果が現れています。5年目ですが、だんだんレベルが上がっています。入門太極拳を全員で行いましたが、集中力があり気が満ちていました」と感心した様子だった。
 午後のバザーには仙台六郷中生徒が、仙台物産の「ずんだもちキーホルダー」や「三陸わかめ」「牛タンスティック」など12種類の品物を販売し、訪れた生徒や保護者が買い求めていた。売り上げた16万7500円はすべて、震災復興に役立ててもらう。
 同中の鳥海校長は「子どもたちは、出前講座での熱心な指導から地域の人たちの自分に対する大きな期待や思いを感じることができました。また、子どもたちも地域の一員であることを再認識したと思います。地域との絆を感じた1日になりました」と話していた。

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