トップニュース

皆で活動の窓口に・「市民の知恵袋」オープン

2013.11.12(越谷市)
ニュース写真
 「ボランティアなどの市民活動をしたいけど、どうしたらいいの」など素朴な市民の疑問に市民が答えて、情報提供するというユニークな「市民の知恵袋ネットワーク」が1日、越谷市市民活動支援センター内にオープンした。市民の問い合わせに、少し経験のある市民(知恵袋メンバー)が親身になって次に踏み出す一歩を一緒に手伝うシステム。市内の市民団体の集まりである「市民活動つなげる会・越谷」(松原千尋会長、37団体)がボランティアで運営するもの。さまざまな分野で活躍する市民団体のメンバーらが、その財産である経験とネットワークを生かした貴重な活動になりそうだ。

 「市民の知恵袋ネットワーク」は別名「市民の活動あれこれ相談・情報案内」と呼ばれ、毎週月曜日・水曜日・金曜日の週3日午前10時から午後4時まで、越谷駅東口の越谷市市民活動支援センターのフロアに専用カウンターを設けて実施する。窓口で対応するのは「市民活動つなげる会・越谷」に所属する37団体のうち17団体の会員が交代で毎日3人体制で対応する。
 オープン初日の1日には「研修会」が行われ、会員同士で相談者や相談役に分かれて、「ロールプレイ」が行われた。「子どもが小学生になって、自分の時間がとれるようになりました。趣味を楽しもうと思うが、私にもできることはありますか」や「定年退職して家にいるが、まだ元気なので、地域に役立つことを何かしたい」などの相談を受け、実際に対応するシミュレーションが行われた。
 相談の注意点として、「お金の貸し借り」や「政治」「生活上のトラブル」や「介護・福祉」などは個人情報や専門性が必要なため、相談は受け付けない。
 相談を受ける人は「市民の知恵袋コンシェルジュ」と呼ばれ、市民のいろいろな相談・知りたいことを聞いて、適切な回答・情報を得られる市民団体やサークルへ引き合わせるのが仕事。コンシェルジュとはホテルの職域の一つで、宿泊客の様々な相談や要望に応える「よろず承り係」。究極のパーソナルサービスと言われている。なお、相談料などはかからない。
 つなげる会・越谷の松原会長は「市民団体で活躍している人たちは様々な分野の専門家がいて、エキスパートの方たちばかり。市民の方に気軽に相談に来てもらい、何かやってみたいけど、どうしたらいいか分からないなど、そんな方たちが輝くきっかけ探しをお手伝いしたい」と話している。
 「市民活動つなげる会・越谷」は2006年設立。越谷を面白くしたいという熱意ある市民団体、NPO法人、ボランティア団体がネットワークを作り上げている。37団体会員約2700人が所属している。
 市民による市民のための「よろず相談所」。松原さんらは将来的には「サロン」化し、常設化をして「協働のまちづくり」に貢献したい考えだ。今後、多くの利用が期待される。
 <問い合わせ>市民の知恵袋ネットワークTEL070・6459・8047。

>戻る