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初の「越ヶ谷宿宿場まつり」11月3日開催・「乗馬で侍体験」など多彩

2013.10.28(越谷市)
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 越谷市の越谷駅東口に広がる「越ヶ谷宿」の魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと、初の「越ヶ谷宿宿場まつり」が11月3日、越谷駅東口の県道と旧日光街道沿い商店街を会場に開かれる。同街道に面する、新町商店会の主催。越谷市、同商工会の共催。同商店会が国の「地域商店街活性化事業」に認可され、助成を受けて実施。同駅周辺のにぎわいを復活させる国の「中心市街地活性化法」の認可を目指す市の「基本計画」策定の記念事業でもある。官民あげてイベントを企画する。隣接する越谷中央商店会でも商店会イベント「まるななマーケット」を企画し、同時開催される。

 越谷駅東口周辺の市街地は、江戸時代から日光街道第3の宿場町「越ヶ谷宿」として栄え、歴史や文化、自然が融合した街。1962年に地下鉄日比谷線の相互乗り入れを開始したのを機に人口が急増し昭和40年代には人口が年間約1万人以上増える年が続いた。このころの越谷駅周辺は商業の中心として近隣から多くの買い物客が訪れにぎわいを見せていた。ところが、ほかの地方都市同様、モータリゼーションの進展やライフスタイルの通うかに伴い、郊外への大型店の出店が進み、中心市街地の商業が活力を失ってきた。現在は空き店舗が増加し、衰退はより深刻な状況になっている。
 こうした閉塞感を打破しようと仕掛けたのが、昨年7月に地元越ヶ谷地区の商店主と市が共同でしかけたイベント「第1回日光街道宿場町サミット」だ。東京から栃木県日光市までの全街道沿線自治体に呼びかけ、近隣などから約600人が参加し、大成功だった。これに自信を持ち、商店会が主となって、3月に「雛めぐり」、5月に「甲冑めぐり」を企画し、両イベントで市内外から5000人を超える人が訪れ、「越ヶ谷宿」知名度アップに貢献した。
 今回の「宿場まつり」はこれらの年間行事の最終を飾るビッグイベントとして、企画した。時代を感じてもらうための「乗馬でお侍体験」や「六斎市(フリーマーケット、模擬店)」「吹き矢で忍者体験」のほか、「足湯」や「甲冑着用」「だるま絵付け体験」「桐箱作り」など地場産業の振興の催しもある。さらに、地元のとび職人・染谷隼生さん(87)が手作りした全長5bの山車の曳きまわしもある。商店会で「越ヶ谷宿」と書かれた「籠染灯籠(かごぞめとうろう)」を各商店で展示点灯してもらい、宿場の統一感を演出する。当日のイベント開催時間は午前10時から午後4時まで。
 同まつりを企画した、新町商店会の井橋潤さん(49)は「山車、足湯、太鼓、乗馬など宿場を連想させる催しをたくさんの方々に見て触れて体験していただきたいと思います。旧日光街道沿いの商店へもぜひ足をお運びください」と呼びかけている。
 同市は国の「中心市街地活性化法」に認可してもらい、市街地を開発しようと準備を進めている。2015年度実施を目標にしているが、課題も山積。こうした官民共同のイベントで多くの市民を巻き込んで盛り上げていく考えだ。越谷らしい個性あるイベントになるよう期待したい。
 <問い合わせ>越谷市商工会TEL966・6111。

 宿場まつりと同時開催されるのが、駅前再開発ビルとミスターマックス越谷店を結ぶ市道70007号線沿いを会場にする、越谷中央商店会主催の「まるななマーケット」だ。同イベントも「地域商店街活性化事業」の認可を受けて実施される。中心市街地の活性化と商店街のにぎわい創出が目的。
 イベントは手芸品やバッグ、洋服などの手作りクラフト市をはじめ、ストリートライブ、ちびっこゲームコーナー、キッズダンス・フラダンスの発表、体験コーナーなどもあり、買い物しながら楽しんでもらう楽しいイベントがいっぱい。開催時間は11月3日午前10時から午後4時まで。
 同イベントを企画した、越谷中央商店会の小暮直正事務局長(32)は「手芸、革工芸、アクセサリー、木工雑貨など、手づくり作家によるフリーマケット『手づくりクラフト市』が目玉です。世界に1つしかないお気に入りをぜひ見つけにきてください。また、本格中華からみそおでんまで商店会グルメが大集合するほか、ストリートライブ やキッズダンス・フラダンス、手づくり体験イベントなど、大人から子どもまで楽しめるイベントが盛りだくさんです」と呼びかけている。
 <問い合わせ>越谷中央商店会事務局TEL960・1611。

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