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「秋まつり」の紙人形展示も・街道沿いの古民家で展示

2013.10.28(越谷市)
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 越ヶ谷宿宿場まつり会場の古民家を使って、市民が手作りした「越ヶ谷秋まつり」の紙人形が展示される。30日から11月4日まで、旧日光街道に面した元文具店の水田邸の店先に、市内の「紙人形クラブ」(早山とく江代表、8人)が作った精密な「和紙人形」が飾られるもので、旧街道を練り歩く山車行列の120人の人形を展示する。
 「越ヶ谷秋まつり」は、越ヶ谷地区の鎮守である久伊豆神社の祭礼。同地区8か町の山車8台が町内を練り歩き、秋の豊穣を祝うおまつり。江戸中期の元禄時代から始まったとされるが、今の様式になったのは明治期からといわれている。
 同人形は約9年かけて、同クラブ会員全員で作ったもの。神旗を先頭に、稚児さん、旦那衆、神官の行列が神輿を先導し、山車を引くまつりの様子をリアルに再現。人形は高さ12aから20aの大きさ。針金でフレームを作り、キッチンペーパーで土台となる体をつくり、和紙の着物を着せていく根気のいる作業。1体あたり約6時間かけて仕上げる。手や足が自由に動き、足の先には楊枝がはめ込まれ、発泡スチロールの土台に固定する。完成した人形の行列は全長5bほどにもなるスケールの大きなものだ。
 今回、宿場まつりを企画した井橋潤さんから、要請を受けて「多くの人に紙人形を見てもらいたい」と初の展示が実現した。同クラブは人形作家の有川輝さんの指導を受けて、1970年から続く、歴史あるクラブ。同クラブ代表の早山さん(63)は「私たちの紙人形は動きがあるのが特徴です。昔のまつりの雰囲気を多くの人に知ってもらいたいと長年かけて作った大作です。ぜひ多くの人に見てもらいたい」と呼びかけている。

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