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屋根吹き飛ぶ・北陽中体育館など大きな被害

2013.9.10(越谷市)
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 越谷市を襲った竜巻は子どもたちも犠牲になった。被害が大きかったのは、市立北陽中学校。体育館の屋根がはがれ、ガラスが粉々に割れた。ガラスでけがをした生徒は21人にのぼった。同中2年の長野愛さん(14)は当時、体育館わきのテニスコートで部活をしていた。「先生から『黒雲が近づいてきているから校舎に入りなさい』と言われ、軽い気持ちで校舎に入ったら、ガタガタ揺れ出し、外を見たら黒いものが、迫ってきて、窓の近くは危ないと、とっさに廊下に避難しました。その直後にまるでマシンガンで撃たれるようにガラスがバンバン割れていきました。怖いというより、何が起こったか分かりませんでした」と振り返る。
 同中は被害が大きいため、翌日は休校した。隣接する市第2学校給食センターも調理機器が破損し調理不能になる被害に。近くの桜井南小学校でもプールのフェンスが壊れ、教室の窓ガラス50枚が割れた。同小の西垣内きよみ教頭は「職員室のほうに向かって黒い塊のようなものがすごいスピードでやってきて、あっという間にガラスが壊れた。始業式の後だったので、教室に児童がいなくて本当に良かった」と胸をなでおろした。
 3日は桜井南小が午前10時登校。北陽中と大袋東小が休校したほか、大袋中も午後は休校するなど授業に影響も出た。北陽中は停電が続いているため、通常授業開始(4日現在)のめどは立っていない。

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