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市内の児童11人が共演・9月1日「東京バレエ団」

2013.8.26(越谷市)
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 越谷市のサンシティホールで9月1日に開催される「東京バレエ団・子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』」公演(東武よみうり新聞社後援)に出演する、越谷市内在住の児童11人がこのほど、同市在住のダンサー・中村祐司さん(27)=東京バレエ団所属=による特別レッスンを受けた。同レッスンは同公演を後援する越谷市洋舞踊協会の協力を得て、実現したもので、参加した児童は貴重な体験に目を輝かせていた。
 同公演は、チャイコフスキーの3大バレエのひとつとして知られる名作「眠れる森の美女」を、バレエ鑑賞が初めての小さな子どもにも分かりやすいように、東京バレエ団オリジナルバージョンで上演する初の事業。通常3時間の長丁場の作品を全2幕仕立ての1時間40分に凝縮し、バレエの見どころを満載。通常ではない、ストーリーテラーを登場人物のダンサーが務め、物語を解説する。
 レッスンは3日間に渡って行われ、オーロラ姫役、7人の小人役、お小姓役の合わせて11人が参加。中村さんが一人ひとりに足の動きや手の伸ばし方、顔の向きなど丁寧に指導し、最初は動きがぎこちなかった子どもたちも慣れてくると軽やかな動きになった。
 レッスンを受けた、オーロラ姫役の新城咲良さん(11)(大沢小5年)は「中村先生の指導が分かりやすく、難しくなかった。元気な姫の役なので、素敵にさわやかに踊りたい。将来は東京バレエ団に入ってバレリーナになりたい」と目を輝かせていた。小人役の渡辺菜緒さん(10)(大沢北小5年)は「レッスンは緊張した。舞台ではプロのお姉さんたちと一緒に踊るのが楽しみ。将来はプロのバレリーナになりたい」と元気いっぱい話していた。
 指導した中村さんは「今回、初めての試みですが、バレエは伝統文化なので、小さなころから舞台に親しむことは大変意義のあることだと思います。今回、子どもたちの上達がいいので、本番が楽しみです。こうした機会をもっと増やして、バレエに興味を持ってもらえる人が増えたらいいですね」と話していた。
 中村さんは3歳から母親のバレリーナ・中村和子さんの指導を受け、バレエを始めた。11歳でロシアバレエ団越谷公演のソリストとして出演し、ロシア外務省から招待を受け、ボリショイバレエ学校サマースクールに参加。新国立劇場の、こけら落とし公演に子役として参加するなど輝かしい実績を持つ。フランス留学後、21歳で「東京バレエ団」に入団した。
 今回、欧米のオペラハウスにならい、日本を代表する東京バレエ団が威信をかけて生み出したのが今回の作品。テーマは「市民参加・地域交流」で日本では珍しい地元の児童が共演する。公演は9月1日午後3時開演。サンシティ・大ホール。入場料はS席大人4500円、子ども2500円、親子券6000円。A席大人3500円、子ども2000円、親子券4500円(全席指定)。4歳未満の入場はできない。
 <問い合わせ>サンシティ文化事業課TEL985・1113。

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