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駅前に親子の踊るブロンズ像・阿波踊りのまち「南越谷」

2013.8.5(越谷市)
ニュース写真
 「阿波踊りのまち南越谷」を象徴するブロンズ像が越谷市南越谷のJR南越谷駅南口ロータリーに設置され、7月26日に関係者が集まって「除幕式」が行われた。南越谷阿波踊り実行委員会(吉澤勝治委員長)と南越谷阿波踊り振興会(中内啓夫会長)が設置した。モニュメントは父親と母親、男の子の親子3人が踊るブロンズ群像で高さは約1・3b。タイトルは「つなごう」。世代をつなぐという意味を込めた。

 南越谷阿波踊りは今年29回目を迎え、毎年2日間で約60万人もの来場があり、「日本三大阿波踊り」とも呼ばれ、地元越谷や近隣の人にとっては夏の風物詩として欠かせない一大イベントに成長した。しかし、開催日以外はあまり、関心が寄せられないことから「阿波踊りのまち」を象徴するものがまちに欲しいと、今回のモニュメント設置となった。製作費は約1400万円。「南越谷阿波踊り実行委員会」と「南越谷阿波踊り振興会」が負担した。
 ブロンズ像制作者は、さいたま市の国画会彫刻部準会員の長谷川利幸さん(47)。序幕式で長谷川さんは「阿波踊り文化や郷土の発展に寄与することができ、光栄です」とあいさつした。また、吉澤実行委員長は「市民の皆さんに愛される阿波踊りになってほしい。この地域全体の活性化になれば」と話し、中内振興会会長は「『つなごう』というテーマで制作しましたので、世代を超えて絆が広がってほしい」とあいさつした。神事の後、「いきいき連」など6連30人による「阿波踊り」が披露され、会場を盛り上げた。
 同実行委員会では「モニュメントを目印に、待ち合わせをしたり、記念写真を撮るなど、阿波踊りを通じて越谷市への親しみを抱いていただくとともに、南越谷駅周辺の一層の活性化に結び付けたい」と期待している。なお、モニュメントは固定資産税が課税されることから、今後、市に寄贈する計画だ。今年の「南越谷阿波踊り」は8月23日(前夜祭)と24日、25日に同駅周辺を会場に開かれる。
 同実行委員会の母体となっている南越谷商店会(吉澤勝治会長、会員60店)では、今年度から国の「地域商店街活性化事業」の助成を得て、独自に「阿波踊りを活かした商店街とまちの活性化事業」に取り組んでいる。越谷コミュニティセンター・ホールを会場に毎週、阿波踊りの「公開練習会」や「教室」を開催し、「阿波踊りのまち越谷」の発展を図っている。
 今回のモニュメント設置と併せ、地域活性化の核となる「南越谷阿波踊り」。来年30年目を迎え、一つの節目であるが関係者の願いは「イベント開催時以外でも、地域ににぎわいを」ということで、こうした独自の取り組みが評価されるだろう。

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