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宮城亘理町で「傾聴」活動・越谷カウンセル仮設訪問

2013.6.3(越谷市)
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 東日本大震災から2年が過ぎ、越谷市のカウンセリング団体「NPO法人越谷カウンセル」(田崎雅江代表理事)では、震災発生から10か月後の2012年1月から、被災地の宮城県亘理町の仮設住宅の住民に対する「傾聴ボランティア」活動を続けている。津波で家や家財を、塩害で収入減の農地を、また家族まで亡くした被災者の話を聞きに、2、3か月に一度訪問している。
 毎回、同法人会員14〜16人が同町の仮設住宅を訪問。集会場で、被災者と一緒に工作や体操、そして茶菓子を囲みながら、「茶話会」を開催。交流を図っている。田崎代表理事(52)は「(被災地の現実は)テレビで見るのとは、やはり違います。肌で、被災されたその悲しみや、無力感、理不尽さに対する怒りはもちろん、それでも明るさ、静かな前向きさなどを感じとることができます。その感情、思いを共有できたことは、こちらとしても、大きな収穫です」と話している。
 同法人では、一般の人に傾聴力をつけてもらい、技術が向上した人に被災地へボランティアに行ってもらおうと、「コーチングで、話を聴く」講座を開催する。6月15日から毎月第3土曜日の午前9時45分から正午、来年3月までの全8回(8月、1月は休み)。会場は春日部市市民活動センター(春日部駅西口徒歩5分)。講師は山村学園短期大学講師の相馬弥生さん。
 また、愛する人を亡くした人の心のケアを学ぶ「グリーフカウンセリング入門」講座も開講。6月19日から毎月第3水曜日の午前9時45分から正午、来年3月までの全8回(8月、1月は休み)。会場は越谷市市民活動支援センター(越谷駅東口前)。定員40人。講師は麗澤大学名誉教授の水野治太郎さん。受講料はどちらも8回分で2万円。
 田崎代表理事は「当分、亘理町への訪問は続けますので、一緒に行ってくれる人も募集します。交通費などは自費で、多少の傾聴技術のある方が条件です。今後も長く関わっていきたい」と話している。
 <申し込み・問い合わせ>越谷カウンセルの田崎さんTEL976・3610。
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