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「東っ子合唱団」が初のコンサート・東越谷小児童、音楽劇も

2013.3.25(越谷市)
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 越谷市立東越谷小学校(佐々木公子校長、児童650人)の4年生から6年生の児童でつくる「東っ子合唱団」の初めての演奏会「第1回東っ子児童合唱団演奏会〜広げよう!さわやかな歌声〜わくわくコンサート2013」が9日、同小体育館で開かれ、保護者や子どもたち約230人が鑑賞した。コンサートには地元の文教大学交響楽団と東京音大で作曲を勉強する東秋幸さんがゲスト出演し、オリジナル音楽劇が披露されるなどスケールの大きな演奏会になった。

 東っ子合唱団は2010年4月に創設された。現在、音楽好きな4年生から6年生33人が活動している。校内の朝の音楽活動「歌声のいずみ」で歌声リーダーとして活躍。NHK全国学校音楽コンクール埼玉県大会に毎年出場し、10年に銅賞、11年には銀賞を受賞するなど力をつけている。また、地域の増林フェスタや埼玉県合唱祭にも毎年出演している。今回の「わくわくコンサート」は活動3年目の節目に、これまで支援してもらった学校や保護者、地域の人に成長をみてもらいたいと、企画された。
 コンサートは合唱団の合唱「翼をください」など6曲の合唱の後、文教大管弦楽団によるゲスト演奏があり、「威風堂々」(エルガー)や「白鳥の湖」「花のワルツ」(チャイコフスキー)などを演奏。第2部でコンサートの目玉である、東っ子合唱団音楽物語「サウンド・オブ・ミュージック」が披露された。映画「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップファミリーの物語を児童たちが劇と歌で紹介するユニークな舞台。見習い修道女・マリアが世界中に音楽と平和を届けるというストーリーで児童たちが役者に扮し、歌や踊りで特設ステージを演技に駆け回った。文教大管弦楽団による演奏と同合唱団による合唱でミニミュージカル風な舞台に会場からは盛大な拍手が贈られていた。
 同劇でトラップ大佐役で出演した、渡辺章太君(6年)は「もうすぐ卒団する時期に盛大なコンサートを開くことができてうれしかった。コンサートでうまくいかなかったところを在団生の伝えて卒団します。そして、この思い出を自分の宝にしてこれからも頑張ります」と笑顔で話していた。また、尾森美喜子さん(6年)は「初めてのコンサートなので、ハラハラコンサートになってしまいましたが、たくさんの人に見に来てもらい、うれしかったです。また、文教大学管弦楽団の皆さんやゲストの方々のとてもきれいな伴奏をしてくださったので、演奏がとても立派にできました」と喜んでいた。
 また、ゲスト演奏した文教大学管弦楽団代表の小森早紀さんは「ふだんはなかなか関わることができない小学生の合唱団と音楽を通して交流できたこと、また演奏を聴きあい、お互い刺激しあえて、とてもうれしい。今後も機会があれば積極的に活動し、演奏の幅を広げていきたい」と充実した様子だった。
 創部から指導している、同小の和田千春教諭は「創設からの3年分のレパートリー曲をコンサートに注ぎ込みました。初めてのコンサートで準備は大変でしたが、コンサートづくりを通して、児童・保護者・教職員・ゲスト・地域とのつながりがより深まり、とても楽しかった。子どもたちが真剣に音楽に向き合い、仲間と協力しあって懸命に頑張る姿もみられ、担当冥利につきました」と感激した様子で話した。
 佐々木校長は「初めての演奏会とは思えない出来栄えでした。子どもたちの頑張り、保護者の支え、そして担当教諭と若手教員の奮闘に感激しました。学校独自の演奏会を開催したいという熱意がすべてを動かしたと思います」と満足そうだった。
 コンサートは同合唱団の3年間の総括となり、鑑賞した人たちに感動を与えたようだ。

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