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越谷市、草加市で障害児支援施設相次ぎ誕生・発達支援センターと特別支援学校

2013.3.18 (越谷市、草加市)
ニュース写真
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 越谷市は市児童発達支援センターを同市増林5821の1に建設。4月1日からオープンする。この施設は知的発達に遅れのある児童の通所施設「みのり学園」と運動発達に遅れのある児童の通所施設「あけぼの学園」の建て替えに合わせ、両者の機能を統合するとともに、就学前の児童の発達支援を総合的に行う施設として整備した。「ことばの治療相談室」や保健センター、あけぼの学園で行ってきた「早期療育教室」の事業も一体化し、同センターで行うようになる。また、新たに、保育所や幼稚園に通う、療育が必要な児童も利用できる児童発達支援事業も行う。なお、「みのり学園」と「あけぼの学園」は廃止される。
 同センターは敷地6498平方b、建物は鉄骨造り平屋建てで延べ床面積は1712平方b。総工費は8億7812万円。
 同施設の主な内容は、発達に遅れのある児童が毎日通い、日常生活の基本的動作や集団生活の適応訓練などの療育を行う「福祉型児童発達支援センター・ぐんぐん」(定員60人)。保育所や幼稚園に通っている児童で、発達に支援の必要な児童に対し、専門の療育を行う「児童発達支援事業・のびのび」(定員20人)。このほか「外来相談」「早期療育教室」「おもちゃ図書室」などがある。
 市では、「内覧会」を26日、27日の午前9時から午後4時まで、行う。誰でも見学できる。
 <問い合わせ>越谷市子育て支援課TEL963・9172。


 県内で35校目となる、知的障害のある児童生徒が通う小、中、高等部を設置する「県立草加かがやき特別支援学校」(草加市松原4の6の1)が、旧草加松原小学校跡地を利用して4月に開校する。
 草加市内には県立草加西高校内に高等部の三郷特別支援学校草加分校(4月以降も存続、「草加かがやき特別支援学校分校」に名称変更)のみで、小、中学部はなかった。現在、市内の86人が川口、三郷市の特別支援学校に通学しており、市内に学校設置は、保護者らからの要望が強かった。少子化で松原地区の小学校が統合され、草加市は、空いた松原小学校跡地と建物を県に無償贈与し新設校設置が実現した。
 同校は敷地約1万4300平方b、校舎は全面改修した旧松原小校舎を含め増築した、鉄筋コンクリート造り3階建て(1部4階建て)。40教室と特別教室、パソコン室、図書コーナー、体育館など設置。旧施設の屋外プールを改修して、県内特別支援学校では初の25bプールも設置される。そのほか、太陽光パネルなどによる省エネ対策や完全バリアフリー化、地域の人との交流の場として、高等部生徒が運営する「コミュニティカフェ」も設置される。
 小、中、高等部の同校は、草加市内在全域と越谷、川口市の1部が対象で4月開校時の児童生徒は約220人となる予定。草加からはそのうち、新年度からの新入生と転学者の約110人が通学する。障害のある子どもたちの自立と社会参加に向けた学びの場として、一人ひとりの特性やニーズに応じた、きめ細かな教育を進める。地元企業の協力で現場実習や作業学習なども行う。
 また、地域の幼稚園、保育所、小中学校、高校との連携や交流も積極的に行うほか、要請に応じて、発達障害など支援の必要な子どもたちへの適切な指導方法に悩む学校をサポートし、必要な助言やアドバイスを行う、センター的役割も担う。
 草加かがやき特別支援学校開設準備室では「地域との連携や交流を積極的にすすめていく。コミュニティカフェでは地域住民との交流の場として、高等部生徒たちが運営し、手作りクッキーやお茶を提供するなど就労実習の場としても活用していきたい」という。
 <問い合わせ>草加かがやき特別支援学校開設準備室TEL969・3402。

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