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「ありがとうの一皿」作る・ジュニア料理コンテスト

2013.2.25(越谷市)
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 越谷市生涯学習フェスティバルの「ジュニア料理コンテスト」が17日、越谷市中央市民会館3階調理室で開かれ、市内の小中学生9組17人が参加した。食育を推進する取り組みのひとつで3回目の開催。今回のコンテストのテーマは「ありがとうの一皿」。両親や先生、友人に対してありがとうの気持ちを込めて、材料費1食分500円以内で、2人分を調理室で作ってもらい、審査するもの。調理時間の持ち時間は1時間。子どもらしい発想で、新たなおいしいものを考えてもらう。
 調理室に集まった子どもたちは持ち寄った材料や調味料を使って独自の料理に挑戦。それぞれ肉や魚、野菜、ハムやウインナーなどの加工品を包丁で手際よく切ったり刻んだりし、フライパンや鍋を使って料理した。最後にそれぞれ持参した皿に盛りつけ、用意したメッセージカードを添えて完成。
 出来上がった料理はオムライスや、サケのパン粉焼きやカレーライス、卵焼きやホットケーキ、肉の野菜巻きなど独自で工夫したユニークな作品ばかり。料理に慣れている子どもが多く、制限時間内に皆作り終えた。
 審査の結果、最優秀賞には荻島小6年の鈴木慶人君(12)と寺山創太君(12)の「サケのパン粉焼きともやしとササミのピリ辛和え」が選ばれた。生サケの切り身を下味をつけて、パン粉をまぶして焼き、タルタルソースも手作りした。ササミは日本酒をつけてやわらかくしてからゆでて、ゆでたもやしと一緒にキムチの素を和えて味付けした。参加者の中で唯一の魚料理だったのと、下味をつけて味にこだわった点が審査員から評価され、特にサケは味と食感が絶品だった。2年間お世話になった小学校の担任教諭に贈る料理として作った。
 鈴木君は「メニューは2人で考えた。サケはただ焼くだけでなく、タルタルソースを添えることを工夫した。焼き加減が難しかった。2人で相談しながら進めたので、賞を取ることができた」と笑顔。寺山君も「ササミは淡白な味なので、ゆでたモヤシと一緒にキムチで味付けした。担任の先生が魚が好きなのでこのメニューを考えた。2人で力を合わせた結果です」と喜んでいた。2人とも普段から家で料理が好きで、やっていて「将来は料理に関する仕事をしたい」と2人とも夢を語った。
 東武よみうり新聞社賞に選ばれたのは蒲生小4年の追田蘭々さん(9)の「元気もりもりカレー」。ふだん忙しいお母さんに元気になってもらおうと鉄分の多い具を使ってカレーを作った。玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモを切ってから、圧力鍋で煮るのが特徴。「栄養を逃がさないため」の工夫だ。ルーを入れて味付けした。添え物のレーズンとプルーン入りのヨーグルトを用意した。参加者で唯一、圧力鍋を使い、野菜をしっかりと煮込んで深みのある味になったのが特徴で、まさに「元気になるカレー」だ。追田さんは「野菜の皮も一緒にゆでて工夫しました。忙しいお母さんに元気になってほしいと考えました」と笑顔で話した。追田さんも1週間に1回は近くの祖母の家で料理をしている。「得意料理はチャーハンです」と元気に話していた。
 そのほかの受賞者は次の通り(敬称略)。
 ▽教育長賞=高橋唯斗、村上勇利「苦手をなくす好物料理」▽審査員特別賞=佐久間美妃、佐久間海地「ヘルシークローバー」▽給食課長賞=杉本莉央、櫻井華怜「Thnk for you」▽満腹賞=神谷春奈、渡辺音乃「ありがとうラッキーハッピーオムライス」▽ベストフレンズ賞=金子ひなの、片田朱香「Tank you cake」▽ベストハッピー賞=長瀧ありさ、津田文香「Cooking foryou」▽ベストチームプレイ賞=石井萌花、山口菜々「Thank you egg焼き」。

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