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赤ちゃんとふれあい、命の尊さ学ぶ・栄進中の3年生、初の体験授業

2012.10.8(越谷市)
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 赤ちゃんとふれあい、命の尊さを感じよう。越谷市立栄進中学校(飯塚敏雄校長、生徒数991人)体育館で、3年生318人を対象に初の「赤ちゃん・幼児触れあい体験」が行われた。今年度から導入された新学習指導要領で家庭科に体験・実習が必修となり、越谷市内のNPO法人・子育てサポーター・チャオ(近澤恵美子代表)の協力を得て実施されたもの。生徒たちは「赤ちゃんはかわいいけど、子育ては大変そう」と命の大切さを実感した充実した授業になったようだ。

 同ふれあい体験は、生徒一人ひとりが自分の幼児期を振り返り、乳幼児を自分の身近な存在と受け止め、命の尊さを理解し、周りの人に感謝の気持ちをもつことができる能力を持つことができる能力を養うことができる能力を養うのが目的。
 9月26日は20組のボランティア親子が来校し、3・4組の生徒が5ヶ月から2歳9か月の幼児と触れあった。まず、チャオの雲雀信子さんが「首を揺すらない」、「腕を引っ張らない」、「口に入れないよう消しゴムなど小さいものを手の届かないところにしまう」などの注意を促し、人形で抱っこの仕方を練習した。
 1グループ生徒8人程度に2〜3組の親子が対面。母親から子育ての様子や苦労話を聞き、アルバムで成長の記録を見た。生徒の大半は乳幼児と触れ合った経験がないという。最初はどうやって接したらいいのか戸惑っていたが、次第におもちゃであやしたり、抱っこや肩車をするなどうち解けていった。
 岩本英恵さんは「(母親から)夜中にミルク(授乳)で起きる話を聞いて、お母さんは体も大変だなと思った。私も小さかった頃お世話になったんだと思った」、内藤雄大くんは「赤ちゃんは、すごくかわいい。(初めは)何をすればいいか戸惑った。お母さんの話を聞いて大変だと思ったし、(将来は子育てを)手伝えたらと思う」と今までにない感情が沸いたようだ。
 生徒たちは自分の乳幼児期を振り返り、命の尊さを感じ周りへの感謝の気持ち持つことを感じられたようだった。雲雀さんは「赤ちゃんは大人が世話をしないと育たたない。(生徒たちが)中学生まで成長したということは、お父さんとお母さんがどれだけ(深い愛情で)育ててきたか感じてほしい」と話していた。
 家庭科の必修となった「乳幼児とのふれあい」は命の尊さを実感するだけでなく、子育ての大変さを感じてもらえる内容の濃いものになりそうだ。

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