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フェイスブックで「職業研究」・大袋中、27職種のプロと交流

2012.9.17(越谷市)
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 フェイスブックを使って職業研究。越谷市立大袋中学校(大西久雄校長、生徒376人)で、同校ホームページ上にあるフェイスブックの中に「キャリア教育」コーナーを独自に開設。「医療」や「芸能」、「司法」など27の職種グループのページを設け、越谷市内はもちろん、日本全国、遠く海外から、その道のプロである職業人が自らの職業について、同中フェイスブック上に書き込みをしてもらう仕組み。同校の大西校長は「フェイスブックを使った中学校でのキャリア教育は、おそらく日本初では。生徒の将来の職業選択の参考になれば」と期待している。
 フェイスブックによる「キャリア教育」は2学期から始まる。まず、2年生が21日の授業からスタート。10月から1年生、3年生は社会科の「公民」でも使用する予定だ。現在27の職種に、世界各地の日本人から54人の職業人の書き込みがある。職種グループをクリックすると、その関連職業の人が実名と顔写真入りで現れ、職業名、その職業を選んだ理由、仕事の楽しみ、苦労などが書き込まれ、生の情報が分かるという仕組みだ。
 2学期から、実際にフェイスブックを使って生徒たちと各職業人たちの交流が始まる。生徒が書き込みを見て、何でも質問できるのが特徴。このフェイスブックのソフトは同中の依頼でコンピューターソフト会社・ガイアックスが無償で協力し、独自に開発したもの。
 大西校長は「世界各地で簡単に繋がるフェイスブックの利点を有効活用し、教育現場に必ずメリットがある使い方ができると確信し、その構築を始めました。実名で交流する信頼性の高さ、さらに生徒の教育に自分も関われるという喜びから、きっとこの考えに共感してくれるという予感もありました」と話していた。
 同中はこれまで、iPadに教材を入れて授業に活用しているほか、ツイッターも導入し、北海道の中学校などと交流を図っている。今回のフェイスブックを活用した「キャリア教育」は11月20日に生徒が成果発表を行う予定だ。このフェイスブックを活用することで、生徒の将来の進路を決める有効なツールともなるはずだ。

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