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スカイツリーの模型、越谷駅前に展示・高倉さんが2年かけて作る

2012.9.11(越谷市)
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 越谷駅前に巨大で精密な「東京スカイツリー」の模型がお目見え。15日にオープンする同駅東口再開発で建設された越谷ツインシティA街区の2階吹き抜け部分に、オープニングイベントから21日までの1週間展示されるもの。模型は越谷市千間台西の学生・高倉祥太郎さん(18)(東京電機大1年)が2年がかりで手作りした。高さ4・2bの150分の1スケールで実物を忠実に再現。LEDを使ってライトアップもできるなど、細部にこだわった。高倉さんは「完成するまで、悩み、試行錯誤しましたが、ようやく完成しました。越谷の新しい顔となる場所に展示してもらえて光栄です」と喜びを語っている。

 高倉さんは中学生のころから模型作りを始め、これまで、自宅や北千住駅や浅草駅など主に建物を中心に独自に製作してきた。浅草に出かけた高校時代、「建設中のスカイツリーを見て、突然模型を作りたくなった」(高倉さん)と動機を語る。以来、2年がかりで自宅で製作を始めた。資材は100円ショップで売っている発砲スチロール材や工作用の木材、針金など。
 ツリーの外側の部分は主に発泡スチロールの太さ3a大のグレーの丸い棒状のもの。自立させるために、ツリーの中にはフレームになる木の丸い棒を入れた。「小さくてはツリーの意味がない。大きさのインパクトがほしい」とこだわり、150分の1スケールの4b大にした。「難しかったのは展望台の部分。円筒形ですが、下がすぼんでいる形状のため、何度も角度を計算して、ようやく納得できるものができました」と振り返る。製作後半になると、高さがあるため、自宅では困難になったため、体育館を借りて製作した。
 出来上がったツリーはリアルそのもの。外観はもちろん、LED100個を使って実際のツリーと同じ2パターン(青と紫)のライトアップもできるようにした。製作にかかった費用は約20万円。6月にオープンした越谷ツインシティB街区5階の「越谷市市民活動支援センター」に7月上旬、高倉さんの両親が訪れ、案内した同センター女性職員に「息子がスカイツリーの模型を作っている」と話したのを受け、同センターが「それなら多くの市民に見てもらいたいですね」と提案した。9月に完成するA街区での展示をしようと、越谷駅東口市街地再開発組合と交渉し、展示を承認。今回の展示にこぎつけた。
 高倉さんは「ツリーの部品1本1本をボンドではり付け、根気のいる作業でしたが、外観、内容とも満足のいくものが完成してうれしい。大学を卒業したら、自動車メーカーで車づくりに挑戦するのが夢。車両開発のエンジニアになりたい」と将来を見据えている。
 なお、スカイツリーの展示は15日から21日の午前9時から午後10時まで。

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