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越谷署が感謝状贈る・振り込め詐欺防止などの金融機関に

2012.5.1(越谷市)
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 越谷警察署は4月23日、金融機関での振り込め詐欺を未然に防いだ、埼玉りそな銀行北越谷支店(越谷市大沢)と偽造免許証を発見した蒲生三郵便局(越谷市蒲生三丁目)に感謝状を贈った。
 埼玉りそな銀行で4月5日、窓口に訪れた女性(66)が現金150万円を引き出そうとしたところ、対応した女性行員(44)が、落ち着きのない態度を不審に思い、現金の使い道を聞いたところ、女性は「息子に振り込む」と話した。そのため、別室に案内し話を聞いたところ、4日に息子を名乗る男から「携帯電話番号が変わった」と電話があり、「人妻を妊娠させた。慰謝料150万円を渡さなければ訴えられる。振り込んで欲しい」と依頼があったという。
 この話を聞いた行員らはすぐに「振り込め詐欺」と認識し、すぐにホットラインで警察に通報。息子の元の番号に連絡したところ電話も通じ、未然防止した。同支店の遠藤優支店長(50)は「ふだんから、行員たちには落ち着きの無い方や携帯電話番号が変わったなどには要注意、と皆で振り込め詐欺防止に取り組んでいる。うちの店から被害者を出さなくて本当に良かった」と喜んでいた。
 蒲生三郵便局では4月4日、生年月日や免許証番号を偽った偽造免許証を使って窓口で預金通帳とキャッシュカードを詐取しようと企てた男(48)を引きとめ、警察に通報し、有印私文書偽造・同行使、偽造有印公文書行使、詐欺未遂で現行犯逮捕に協力した。
 対応した女性局員(36)によると、運転免許証の生年月日の字体が通常と異なっていたのと印刷が曲がっていたため、偽造と気付いた。同局の中村利明局長(54)は「日ごろから、通帳発行時には、本人が確認できる運転免許証などのチェックを念入りに行っている。偽造で作られた通帳は振り込め詐欺にも使われる恐れがあり、今回は未然に防ぐことができて良かった」と話していた。
 越谷署の緑川清正署長は「金融機関の皆さんの協力で振り込め詐欺や犯罪の発生を抑止した功績は大きい。水際での犯罪抑止は金融機関での日ごろの教育の成果です」と感心した様子だった。

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