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ストップ、ザ「振り込め詐欺」・越谷署が「ビートバック隊」など

2012.3.12(越谷市)
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 越谷警察署は1日、振り込め詐欺を防止しようと、県警警察官OBでつくる「振り込め詐欺金融機関未然防止指導員」と市民の自主防犯組織で活動する人たちでつくる「振り込め詐欺防止リーダー『ビートバック隊』」の2つの委嘱式があった。
 指導員は2009年1月に県内で初めて発足したものでこれまでの2人に加え、3人が新たに委嘱を受けた。市内に住む県警福祉協会越谷支部員で構成される。銀行窓口(ATM)で、携帯電話を使って機械を操作するなど、振り込め詐欺被害者を装って行員から声をかけられるかなどを観察するもの。怪しい動きをしても声をかけられなければ、行員らに「指導」をする。
 中島貞一越谷支部長(79)は「振り込め詐欺はふだんの声かけが大切。ATMの前で不審な動きがあったら、躊躇しないで、どんどん声をかけてほしい」と話している。
 「ビートバック隊」にはNPO法人クリーンアップこしがや、地域安全ステーション南越谷自主防災部、南越谷安全安心まちづくり協議会の3つの自主防犯団体の代表17人で構成。こちらは2009年1月に発足し、今回2年ぶりにメンバーが更新される。無人ATMをはじめとするATMコーナーの警戒や、地元市民への講話、キャンペーン活動など振り込め詐欺防止活動のリーダー的立場で啓発指導をしてもらう。委嘱式では揃いの黄色いベストが配られ、活動時は着用して「振り込め詐欺防止」を呼びかける。
 ビートバック隊の木村謙一会長(77)は「これまで何度か、ATMなどで落ち着かない利用者に声をかけて、警察と協力して、振り込め詐欺を未然に防いだ。我々も経験値で、怪しい人が分かるようになったので、どんどん声をかけていきたい」と話している。
 越谷署の佐藤利昭署長は「昨年、県内で581件の振り込め詐欺事件が発生し、被害金額は14億円と前年より大幅に増えている。越谷署管内でも24件発生し、一昨年より8件も増えた。警察OBや地域の防犯活動されている方の協力を得て、1件でも被害を防止したい」と話していた。
 委嘱式後、指導員とビートバック隊のメンバーは早速、キャンペーン活動を行い、市民に防止を呼びかけていた。

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