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飲食店で越谷野菜を・初の「地産地消フェア」開催

2012.2.27(越谷市)
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 越谷市産野菜を多くの飲食店に使ってもらおうと初の「こしがや地産地消推進フェア」が20日、同市増林地区センター調理室で開かれ、市内飲食店22店舗30人や農家やJA職員ら計約100人が来場した。今年度からスタートした農商工連携事業の一環として企画されたこのフェアは、地場農産物を使用する市内飲食店を増やし、地場農産物の消費拡大を図ることや農業・商業・工業の産業間連携のきっかけづくりを行うことが目的。
 会場では、越谷市で生産されている冬の代表的なネギやクワイのほか、太郎兵衛もち、トマト、ホウレンソウ、コマツナ、イチゴ、米などが出品。生産者がこだわりや特徴を説明していた。加工品の試食もあり、ネギを使った手軽な料理などを説明していた。
 都内港区・渋谷区で和食料理店「もくち」の料理人による越谷野菜を使った調理実演には多くの人が説明や試食をしていて好評だった。同店では、すべての野菜を越谷産のものを使用。越谷市内に畑を借りて栽培しているのをはじめ、農産物直売所で購入している。
 「クワイ釜飯」や「白菜漬け物玉子とじ」「小松菜ナムル」「揚げクワイ」などオリジナルメニューは、すべて越谷産野菜を使ったものだ。「もくち」の鬼塚純二社長(51)は「東京から近いという立地もあり、越谷で野菜を栽培することにした。土壌が良いためか、どの野菜もおいしくでき、越谷にこだわった料理を作っている。お客さんからも大変好評です。和食にもってこいの材料ばかりなので、これからもメニューの研究を続けていく」と話していた。
 越谷ねぎをPRしていた市内唯一の農業生産法人・楽農三恵園の尾崎康則さん(43)は「越谷ねぎは甘みがあり、身が締まっているので鍋に入れても型崩れしないのが特徴。また、焼いても辛さがでないので食べやすいです。ぜひ多くの飲食店に利用してもらいたい」と呼びかけていた。会場を訪れた市内の飲食店経営者は「越谷には多種多様な野菜があるのでびっくりしました。これを機にメニューに使用することを考えていきたい」と話していた。
 主催した越谷市農業振興課では、好評だったため次回は夏の開催を予定しているという。

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