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「慈姑パイ」が人気・こしがやブランドに認定

2012.2.14(越谷市)
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 越谷市特産のクワイを使った菓子「慈姑(くわい)パイ」がこのほど、こしがやブランドに認定され、好評だ。同市東越谷の障害者地域活動支援センター「菓楽工房ほいっぷ」(鵜沼耕一所長)の利用者が手作りし販売しているもの。
 同商品は2004年の埼玉国体で、精神障害者によるバレーボール全国大会が開催された際に、「越谷のお土産になる商品を」ということで同センターが開発した。「ほいっぷ」は市内在住の30代から50代の精神障害者17人が利用する障害者活動施設。クッキーや焼き菓子を製造・販売することで、社会参加を促している。
 「慈姑パイ」は、市内の農家から購入したクワイをゆでてつぶし、アーモンドとラム酒を入れたクリームのしっとり感とサクサクのパイが特徴。クワイが冬季の農産物であるため11月から5月までの季節限定販売。1個120円で「ほいっぷ」と市内蒲生寿町の農産物直売所「とれとれの」で販売している。
 「ほいっぷ」の指導員・八峠孝子さん(64)は「同情で買ってもらうのではなく、売れる菓子を目指してきた。開発以来、味の改良にも意欲的に取り組んでおり、食感・風味とも好評です」と笑顔で話す。
 人気商品で昨年11月から今年1月中旬までで2300個を販売している。年末には正月の帰省用に越谷土産としてまとめ買いする人が多く、完売する日もあった。
 鵜沼所長(45)は「障害があっても学ぶ環境があれば、ブランド認定品になることが分かり、とてもうれしい。障害者が地域で自信を持って生活できるように、お菓子づくりを支援していきたい」と話していた。
 <問い合わせ>菓楽工房ほいっぷTEL967・2855。

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