ニュース

がれきから救出も・防災訓練を実施

2011.11.21(草加市)
ニュース写真
 地域住民主体で訓練を通して防災行動力の強化を図ろうと、草加市民防災訓練が13日に市立高砂小学校で開催され、草加東部ブロック地区内の18町会・5自治会の住民など約1000人が参加した。 防災意識の向上を図り、迅速、適切に対応できる体制を確立するために「自助」・「共助」の理念のもと、毎年、市内で地域を変えてこの時期に行われている。
 当日は、直下型地震が発生し、草加市では震度6弱の揺れに見舞われ、火災や家屋の倒壊、地盤の液状化が起きているほか、電気やガスなどのライフラインにも甚大な被害が出ているという想定で行われた。はじめに地区内の公園などに設けられた集合場所に続々と参集し、地区ごとにあらかじめ検討していた避難ルートを使い、指定避難所の高砂小まで避難誘導訓練を行った。
 高砂小では、市建設業振興会が、がれきに埋まり車中に閉じ込められた負傷者の救出・路上障害物の除去を重機で行う訓練を、消防署赤バイ隊は初期消火訓練を披露。また、心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の使用方法、土のうづくりなどを実際に体験できるコーナーが設けられ、熱心に指導を受けていた。給水体験では、高度浄水処理された非常用水の試飲や、非常用水の持ち出し袋の配布が行われた。震災の記憶も新しい中、災害を身近に感じたことで、参加者は例年以上の熱心さで、訓練に取り組んでいた。
 飲料水の試飲をした五十嵐有紀さん(吉町3丁目)は「震災直後は住んでいるマンションが停電で断水しました。ふだんから浴槽に水を汲み置きしたり、ペットボトルの水を備蓄して備えていますが、いざという時にきれいな水の給水を受けることができることを知って安心しました」と話していた。

>戻る
ホームページの内容を無断で複製・転載することは著作権法により禁止されています。