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大袋中生徒が手作り人形劇・大袋幼稚園で披露

2011.11.7(越谷市)
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 越谷市立大袋中学校(大西久雄校長、生徒数386人)の3年4組の生徒が10月20日、家庭科の授業で制作した手作り人形を携え、近くの大袋幼稚園(竹村厚子園長、定員520人)を訪れ、園児に人形劇を披露した。人形劇には越谷市内にある文教大学の今田ゼミ(今田晃一准教授)の学生を中心とする保育ICT(情報通信技術)ボランティアも制作した人形劇の背景を大型画面に映し協力した。
 この日人形劇を楽しんだのは、3歳児の7クラスのうち3クラス60人、4歳児1クラス30人、5歳児5クラスのうち2クラス60人の計150人の園児。園児は中学生が手作りした人形で行う「赤ずきんちゃん」や「大きなかぶ」、「シンデレラ」などの劇に笑い声や「あ!おおかみさんだ」などの声を上げながら見入っていた。
 中学生による保育実習は学習指導要領に定められている。大西校長は「生徒と大学生が力を合わせ人形劇を作り上げ、一緒に演じたのは初めて。こうした試みはあまりないのでは」という。人形制作を指導した家庭科の倉持登紀子先生は「劇の背景を授業の中で大学生と生徒が話し合いながら決めていった。背景を見て負けないようにと、生徒は練習に力が入った」と笑った。
 生徒の武藤亘輝(こうき)さんは「人形はネズミを作ったが、口を自由に動かすようにするのが難しかった。劇はオリジナルのもの。もう少し園児に分かりやすくすべきだった」と感想を述べた。
 文教大の今田ゼミに所属する学生は、全員が幼稚園教諭の免許を取得する予定。今田准教授は「情報通信技術や保育理論の実践の場となる。学生にとって、上下でも平行関係でもない中学生との関連も役立つはず」と語る。
 文教大3年で保育士を目指している同ゼミの関根愛さんは「ICTを主に絵本の作成と考えていた。今回背景を絵や幼稚園の写真、レゴ、紙粘土などを活用し作成。これらをコンピュータに取り込んだ。活用の多様性を学んだ」と話した。

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