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毎朝ラジオ体操で健康増進・東都にこにこクラブ

2011.10.3(越谷市)
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 毎朝のラジオ体操で健康増進。越谷市下間久里の住民でつくる「東都にこにこクラブ」(日比谷義雄会長、会員69人)は、地区内の児童公園を会場に毎日ラジオ体操を続けており、来年9月で10年目を迎えることになった。会長の日比谷さん(69)は「地域の高齢者の親睦とコミュニケーションを図るもの。ラジオ体操を通して健康の維持もでき、参加者はかぜもひかない」と笑顔だ。
 体操は毎日会員約40人が参加し、体操後は各自ウオーキングをするなど地域のお年寄りたちは元気いっぱいだ。体操のほか、新年会や春の花見ウオーキング、日帰りバス旅行など地域の親睦を深める企画も行い好評だ。参加者の平均年齢は70歳で、最高齢者は90歳だ。ほとんどの住民が1965年から68年にかけて、住宅を購入し引っ越してきた人ばかり、40年以上が経ち地域の高齢化が著しいという。
 同クラブは2003年、当時の東都自治会長が「定年退職して、家に閉じこもっていたらだめになる。皆に声をかけて、ラジオ体操でもしてお互いにコミュニケーションを図ろう」と呼びかけ、60人の参加者で同年9月から始まった。当時はサラリーマンだった人たちが退職する人が多い時期で、「何かしなければ」という思いが広がったようだ。
 発足当時から参加している神場里子さん(69)は「毎日のラジオ体操は生活のリズムができ、規則正しい生活を送ることができるのがいいですね。そして体操のおかげで体調が良く、病気もしません」と笑顔で話していた。日比谷さんは「ラジオ体操があると、外に出るきっかけにもなる。毎日、いろいろな人と会話することで、元気になるし生活にも張りが出てくる」と体操効果を話していた。
 越谷市は昭和40年代に人口が急増しベッドタウン化した。当時、越谷に来た人たちは多くの人が勤めを退職し、高齢化している。こうした住民独自の集まりはゆるやかな規律の中で成立していることが長続きの秘訣のようだ。そして健康にもいいことが参加者を増やす要件になっているのだろう。

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