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高齢ドライバーの安全運転向上へ・教習所で実践講習会

2011.10.3(越谷市)
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 65歳以上の人を対象とする高齢者ドライバースクールが9月26日、越谷市蒲生寿町の東武こしがや自動車教習所(福田勉取締役所長)で行われた。スクールには65歳から87歳までの約80人が参加し、講義やビデオ、教習所内のコースの運転などで安全運転の再確認をした。
 福田所長によるとこのスクールは今年16回目で、毎年秋の交通安全運動期間中に実施しているという。
 「交通安全について」の講義では、年齢とともに反射能力が低下してくることや、人が出てこないだろうという「だろう」運転ではなく、人が出てくるかもしれないという、「かもしれない」運転に努める、常に冷静な気持ちで運転などの説明を受けた。講義の最後には「安全速度を保つ」や「飲酒運転は絶対しない」など安全運転5則を全員で復唱した。
 運転の講習では、指導員や検定員の車に2、3人ずつ同乗し、教習所内のコースを確認。その後1人ずつ狭いコースやUターンの運転をした。検定員の蜿タ宏嗣さんは「運転の仕方はさまざまだが、車両の感覚はよく把握できている。ただ交差点の確認が早すぎる。遠く広く周囲を見てほしい」と同乗した感想を述べた。
 参加した越谷市の山形和夫さん(80)は「免許を取得して60年になる。最近はできるだけタクシーを使うようにしている。来年5月に免許の更新となるが、家族の要望で更新する予定です。今日は良い事前チェックになった」と話していた。
 なお、埼玉県内では今年に入り、9月25日現在、交通事故による死者が146人となっており、このうち65歳以上の人が59人を占めている。

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