トップニュース

「いちごスイーツ」も越谷名物に・アイス、ロールケーキなど3種類

2011.8.16(越谷市)
ニュース写真
 越谷市商工会特産品等開発プロジェクト委員会(中島高明委員長)では、同市増森の市農業技術センターで栽培されたイチゴを活用した新たな特産品として、「越谷いちごアイスクリーム」と「越谷いちご生キャラメル」「越谷いちごロールケーキ」の3種類を開発した。同委員会では「ガーヤちゃんのいちご畑シリーズ」として、「こしがや鴨ネギ鍋」に次ぐ新しい越谷ブランド化を期待している。8月からテスト販売として、同商工会会員店舗である、イオンレイクタウンMORI3階の「ホブソンズ」でアイスクリームを、東越谷の洋菓子店「パティスリー・カペル」でキャラメルとロールケーキの販売を始めた。同委員会では「越谷いちごをPRするために考えました。新しい越谷名物にしたい」と意気込んでいる。

 「越谷いちごアイスクリーム」はバニラアイスの中に越谷市産イチゴ(とちおとめなど3種類)を混ぜたものの下に「チーズケーキアイス」を入れ、さらに上には凍らせたイチゴをスライスしたものをのせた。見た目も華やかで、バニラアイスは食べるとイチゴの果肉がしっかりと残り、甘すぎず酸味もある食べやすいもの。凍ったイチゴもアイスと合い新しいスィーツとして人気になりそうだ。価格は1個500円。
 同アイスを考案したのは「ホブソンズ」イオンレイクタウン店のマネージャー・並木孝至さん(32)。並木さんは「新鮮な越谷産イチゴの食感を出すためにアイスクリームに混ぜる量や混ぜる時間など試行錯誤しました。酸味のあるチーズケーキアイスとの比率も考え、試作品ができました。甘すぎないので女性だけでなく、男性にも食べやすい味に仕上がりました」と話している。同アイスは8月1日から販売を始め、好評。限定販売のため、材料の越谷イチゴがなくなり次第終了する。
 「越谷いちごロール」はしっとりふんわりしたピンクのスポンジに、越谷イチゴをジャム状にしたものを混ぜた生クリームを入れた優しい味わいのロールケーキ。食感はふわっとしているがクリームにはイチゴの果肉のつぶつぶ感が残り上品な味わい。1個750円。
 「越谷いちごの生キャラメル」はイチゴとバターと生クリームをふんだんに使用した手作りの生キャラメル。口に入れるとしっとりとしたイチゴの甘さが味わえる。10個入り500円。
 ロールケーキと生キャラメルを考案したカペルのシェフパティシェ・植原崇光さん(42)は「ロールケーキはスポンジにイチゴの濃縮シロップを混ぜピンク色にしたのと、軟らかすぎず、しっかりとした食感にするのに工夫しました。生クリームに混ぜたイチゴはツブツブ感を出すために苦労しました。生キャラメルは、イチゴの素材を引き出すために煮詰め加減が難しかった。どちらも食べやすい味に仕上がったので、ぜひ多くの方に味わってほしい」と呼びかけている。
 中島委員長(44)は「越谷いちごの生産は始まったばかりですが、新たな特産加工品のアイデアが農業と商業が連携して開発をからに進め、特産品としてだけでなく、越谷市のPRにつなげられれば」と期待している。
 越谷市では昨年7月から、農業技術センターで、イチゴ観光農園経営者の育成事業をスタート。現在3人の若者が将来の観光農業の担い手となるために毎日研修を続けている。専門家の指導を受け、今年1月からイチゴ狩りも始め、栽培から販売、接客までこなしている。栽培しているイチゴは「とちおとめ」「章姫」「紅ほっぺ」の3種類。イチゴ狩りには1月から5月末までに5301人が訪れ、約930万円を売り上げた。
 イチゴは越谷の新たな特産農産物にする計画で、今回の加工品の商品化は第一弾。来年度は埼玉県独自で開発した新しいイチゴ栽培にも取り組む。来年以降は埼玉県ブランドのイチゴを使った商品化にも取り組む予定で、「越谷いちご」を使った商品化にさらに弾みがつきそうだ。
 <商品の問い合わせ>
 ▽越谷いちごアイスクリーム=ホブソンズイオンレイクタウン店TEL967・5016。
 ▽越谷いちごロールケーキ、越谷いちご生キャラメル=パティスリー・カペルTEL965・1100(越谷市東越谷9の42の1)。

>戻る