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イチゴ狩りで避難者同士が交流・農業技術センターで「一歩会」

2011.5.30(越谷市)
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 東日本大震災で越谷市内に避難している住民グループ「一歩会」(新妻敏夫会長)が20日、同市増森の農業技術センター観光いちご農園で交流会を開いた。
 福島県を中心に岩手、宮城県から避難住民計74人が参加。同農園で研修生たちが育てた「紅ほっぺ」と「章姫」を摘み、味わった。福島県富岡町から避難してきた大郷廣美さん(40)は「こうした交流会で福島県やほかの避難者たちと触れ合えて良かった。越谷のイチゴはおいしい」と笑顔で話すが、夫は東京電力の協力会社に勤め、今も福島第一原発内で働いていて、越谷に戻るのは月に3、4日ほど。不安は尽きない。「避難生活がいつまで続くか分からない。越谷の夏は暑いというので、心配です」とも。
 越谷市内で避難生活をしているのは市に情報提供のあった人で196人(13日現在)。今回は「一歩会」だけでなく、市が市内に避難している人に参加を呼びかけ、今回の交流会が実現した。「一歩会」は福島第一原発事故の後、越谷の老人福祉センターに避難してきた人たちで結成された住民グループ。

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