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越谷らるご10周年記念誌発行・自立援助ホーム開設目指す

2011.4.18(越谷市)
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 不登校の子どもたちの居場所「フリースクールりんごの木」の運営母体である「越谷らるご」はNPO法人化して10年を迎え、「法人化10周年記念誌」を作成しました。もともとは「りんごの木」の活動から「越谷らるご」が生まれたのですが、現在は、NPO法人として「フリースクールりんごの木」のほかに、20歳以上の「生きづらさ」を抱えた人の居場所「ほっとりんご」の開催、講演会、相談事業などの活動をしています。そして、今、不登校の子どもたちとの活動から、必要性を感じ、自立援助ホームの開設を目指しています。
 今回は、「りんごの木」の保護者の方が「10周年記念誌」に寄せてくださった文章の一部をご紹介しようと思います。
 <もしも私が今の時代に小学生や中学生だったら…やはり学校に行けなくなっていたのではないか。私自身、人のペースについていくのがギリギリで学校に通っていた。それでも今の時代よりはのんびりとした学校生活だったのでなんとか卒業したが、勉強も部活もテキパキと器用にこなす人達の中で自分がとても情けない人間のように感じていた。私にとって中学は暗黒時代だったし、少し楽になった高校でさえ、とにかく立ち止まって休憩したかったのだと思う。
 娘が小学校1年の頃のこと。毎日出される宿題について担任の先生に「ちょっと多いと感じるのですが…」と訴えると「わかって出来るだけではダメなんです。早く沢山出来ないと意味が無いんです。要は慣れですから。」とキッパリ言われた。勉強が早く出来ることより面白いと感じることの方が大事なのでは?と違和感を感じながら、自分でも出来ないことを娘に要求していたように思う。歩く速さも走る速さも人によって違う。誰でも同じ速さで走れるわけもなし…。
 自分のペースで生きていていいんだよ、と娘を受けいれてくれた「りんごの木」は、同時に人のペースについていくのがちょっとキツイ私のことも楽にしてくれた。>
 年齢や立場を超えて「ともに生きる」、そんな題をつけた10周年記念誌をお読みになりたい方は実費程度で差し上げます。お問い合わせください。
 増田 良枝さん(ますだ・よしえ=NPO法人越谷らるご代表理事)

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