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金管バンド部喜びのお披露目・城ノ上小、創部半年で

2011.3.21(越谷市)
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 初の演奏会に児童が感動。越谷市立城ノ上小学校(佐藤良明校長、児童723人)で6日、金管バンド部が第1回演奏会が開かれた。会場の体育館ステージには38人の部員が「錨を上げて」など10曲を演奏。保護者ら300人を超える来場者が集まり、館内に美しいメロディーを響き渡らせた。創部約半年だが日ごろの練習の成果を発揮した素晴らしい演奏会だった。
 同金管バンド部は昨年9月に創部された。学校のクラブ活動の一環である「金管クラブ」から発展した部員38人の新しい部活。昨年8月に行われた「TBSこども音楽コンクールさいたま地区大会」で獲得した優良賞をきっかけに、さらに活動の幅を広げるために新しく創設された。これまで「埼玉県小学校管楽器演奏発表会」「越谷市小中学校吹奏楽部演奏発表会」にも出場している。

 初の創部記念第1回定期演奏会では、38人の児童が緊張した面持ちで入場。しかし、厳しくも優しい指導者・関谷美貴教諭が指揮棒を上げると表情が一変。最初の曲「錨を上げて」が始まった。「てっぱん」テーマ曲など2曲のあと、6年生の今野千尋さんのユーフォニアム独奏による「ケンタッキーの我が家の主題による変奏曲」では、小学生とは思えない朗々たる響きで聴衆をうっとりさせていた。
 今野さんは「今までトロンボーンを吹いていたのに、6月にいきなりユーフォニアムに変えられて、最初はとまどいましたが、吹いていくうちにとても好きになりました」と話し、美しいメロディーを響かせていた。
 TBS子ども音楽コンクールさいたま地区大会優良賞受賞曲でもある「ステージ・フライト」は自信たっぷりの演奏。休憩をはさんでの1曲目「レッツ・ゴー」は特別出演で佐藤校長先生の指揮もあった。コルネット、トロンボーンなどそれぞれの持ち味を生かしたソロパートを含んだ4曲を演奏後、見学した児童から「これまで頑張ってきた6年生に」という言葉のあと、ステージ前に並んだ6年生部員から一言添えられた花束が渡されると、こらえていた涙がこぼれ落ちた。
 最後のアンコール曲は「トッカータ ニ短調」が演奏された。パーカッションの切れのあるリズムや、響きのいいトランペットなど元気いっぱいに演奏した。来場した父母からは「子どもたちが毎日練習していることは知っていましたが、ここまで心に響く演奏とは思っていませんでした。きょう聞きに来て本当に良かった」「皆楽しそうに演奏している様子がステキだなと思いました」など子どもたちの熱演に満足した様子だった。

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