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生徒が作詞、作曲「永遠の瞬間」・越谷東中の「送る会」で合唱

2011.3.14(越谷市)
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 越谷市立東中学校(松澤勇治校長、生徒509人)で8日、「3年生を送る会」が開かれ、今回初めて、3年生の生徒が作ったオリジナル曲「永遠の瞬間(とき)」が披露された。同送る会は全校生徒と父母らが体育館に集まって、15日に卒業式を迎える3年生を送ろうという趣旨の行事。
 「永遠の瞬間」は3年生の戸川朝美さん(15)が作詞、星野貴子さん(15)が作曲した。2人とも陸上部に所属し、ふだんは走り幅跳びや砲丸投げの練習をする生徒だが、昨年5月から「何か思い出になる歌を作りたいね」と意気投合し、2人で試行錯誤を重ねて、9月に完成した。完成後、音楽の先生に見せたところ「これは、授業だけで使うのはもったいないので、3月の3年生を送る会で3年生全員で歌ってみたら」と勧められ、今回の発表となった。
 送る会では吹奏楽部、日本文化部の発表のあと、1、2年生の発表、3年間の思い出ビデオ、先生方の合唱などのあと、3年生全員による混声合唱「永遠の瞬間」が生徒140人によって行われた。ゆったりとしたテンポで重厚な感じもあり、「つまずいてもまた起き上がれる。君が手を差し伸べてくれるから」など3年生全員が声高らかに歌い、体育館に響き渡った。訪れた父母からも拍手が鳴り止まなかった。
 作詞した戸川さんは「命を大切にというメッセージを込めました。皆に歌ってもらって恥ずかしかったけど、とてもうれしかった」と笑顔で話していた。作曲の星野さんも「大空を飛んでいくようなイメージを空想して曲を作りました。きょう歌ってみて3年間の思い出が浮んできて、涙が出そうでした」と感動した様子だった。
 3年生学年主任の松村哲延教諭は「2人とも部活や受験で忙しい中、よく頑張った」と目を細めていた。
 明日、越谷市内の中学校15校では一斉に卒業式が行われる。2人とも一生の思い出になる「巣立ち」となるだろう。


 「永遠の瞬間」の歌詞は次の通り(2番省略)。
 空を翔びたいと僕ら
 地上を駆ける喜びを忘れて
 儚い燈消してしまいそうだよ
 何度も空に向かって立ち上がる
 僕の心に咲く花は
 いつか朽ちゆき土にかえるけど(あきらめないで 歌い続ける)
 僕が生きる今日は
 誰かが夢みた明日だから
 奇跡起こしていくの
 つまずいてもまた起きあがれる
 君が手を差し伸べてくれるから

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