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市内28店舗で販売中・こしがや鴨ネギ鍋

2011.1.3(越谷市)
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 越谷ブランドをつくろうと、市内の青年たちのアイデアで始まったのが「こしがや鴨ネギ鍋」だ。今では「ガーヤちゃん」のキャラクターで市民おなじみの商品になった。越谷市商工会の青年部でつくる「特産品等開発プロジェクト委員会」が中心となって、2005年の「産業フェスタ」で地場産の越谷ネギをPRしようと直径2bの大鍋を使って、5000人分の「鴨ネギ鍋」を来場者にふるまったのが始まりだ。
 「試しにやってみた」この鍋が市民から大好評。翌年1月に、和光市で開催された「鍋合戦」に参戦したところ、なんと優勝。これが青年部らの自信につながり「これで、越谷のまちおこしができるのではないか」と本気モードになり、スタートした。商工会青年部、農業者でつくるグリーンクラブの青年たちが、越谷産のネギや鴨肉を研究。市内飲食店にも積極的に協力を呼びかけて、現在では市内の28店舗がそれぞれ工夫を凝らした「鴨ネギ鍋」を冬場の一押しメニューとして提供している。
 そして、青年部のメンバーらで08年12月に「こしがやまちづくり合同会社」を設立し、「こしがや鴨ネギ鍋」の普及と新商品の開発に汗を流している。
 「こしがや鴨ネギ鍋」の統一条件は@越谷産のネギを使用し、煮込みネギと焼きネギのダブルを使うA国産の鶏肉(鴨つくね)を使用Bスープをしょうゆベース。これを基本にうどんやキノコを入れるなどアレンジは可能になっている。今では「産業フェスタ」の「名物」ともなり、越谷を代表する食べ物になった。
 同まちづくり合同会社の代表で、発案者でもある中島高明さんは「あっという間の5年間でした。越谷を元気にしたいという思いだけで走ってきましたが、飲食店での扱いも28店舗にまで増え、お店の方も一生懸命に味を研究されています。ただ、どうしても冬場の季節商品という位置づけになっているので、今後は通年型の商品を開発していきたい」と話していた。
 一昨年には、新商品として「こしがや鴨ネギ鍋」ギフトセットの販売を開始した。セットには厳選ネギ3本と鴨肉、原木栽培したシイタケ、そして雑炊用にとアイガモ農法の有機米をパックした。当初価格は1万円だったが、一部で「高価すぎ」との批判もあったため、昨年から値下げして8380円にした。価格が下がったことで、人気が急上昇している。
 中島さんは「開発から5年が経ち、これからが勝負。品質を維持して、本物の越谷ブランドとして、さらに飛躍していきたい」と明るい未来を見つめている。
 <問い合わせ>こしがやまちづくり合同会社TEL940・0009。

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