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しらこばと陸上クラブ全国へ・彩の国小学生駅伝で優勝

2010.12.20(越谷市)
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 「第5回彩の国小学生クラブ駅伝大会」は11日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場を発着点として行われた。男女各3人、1・5`ずつ計6人で競う「駅伝の部」で、越谷市のしらこばと陸上クラブが念願の初優勝を飾った。記録は31分12秒。今大会から距離が延びたのにも関わらず、従来の大会記録を8秒も更新。2位のチームに34秒の大差をつける圧勝だった。これで、3月20日に大阪・万博記念公園で行われる全国大会への出場も正式に決まった。全国では「女子でも1500bを5分切るのが当たり前の世界」だが、持てる力を発揮して、勝負を挑む覚悟だという。
 また、この前に行われた「個人タイムトライアル1.5`」の部でも、男子では中野裕翔くん(北越谷小6年)が、女子では大久保玲さん(武里西小5年)がそれぞれトップでゴールインし、この日行われた3つのレースを完全制覇した。1年のうちに夏のリレーと冬の駅伝の両方を制したのは県内初の快挙でもある。
 駅伝では優勝を狙っていた。1区・和田選手が区間2位につけると、2区原直輝選手が予定通りトップへ。その後は新座陸協やファイトマラソンなど区間ごとに順位が変わる白熱の展開。それでも「抜くのが大好き」という5区の土屋選手で再びトップに立つと、アンカー草野選手がさらに後続との差を広げてゴールした。区間賞は1人もいなかったものの、今年1年、各種トラックレースで高記録を連発してきた走りは健在だった。
 同クラブは、今年の夏、全国大会の女4×100mリレーでは全国3位になったが、今回、中心となったのは「長距離大好き」の子どもたち。毎週土曜日のチーム練習に加え、日曜日はそうか公園でクロスカントリー走を行い、スピードとスタミナをつけてきた。この日曜日の練習をコーチの名にちなんで「田辺道場」と明々。子どもたちは走ることを心底楽しんでいるのが、チームの強さを支えている。
 村山健児監督は「私が監督をしていて一番嬉しいのは、保護者に喜んでもらえること。今回はお揃いのフリースを着用し、手製の応援旗を持ち、コースのあちこちに散らばって子どもたちを勇気づけてくれていました。陸斗がゴールした瞬間の喚起の叫びは最高でした。研究熱心なコーチと、協力的な保護者。負けず嫌いな子どもたち、かけっこを純粋に楽しむ姿勢は他のチームにはない強みでしょう。このチームを作って、本当によかったと改めて感じました」と感無量の様子だった。

 初優勝のゴールテープを切った草野陸斗選手「ゴールテープを切った瞬間は本当にうれしかったです。今までがんばってきた甲斐がありました。途中まで競っていて不安だったけど何とかしようと思っていました。全国大会では10位以内に入れるようにがんばりたいです」
 父でもある草野コーチ「選手たちのがんばりに感動しました。チーム全員で勝ち取った勝利です。途中まで厳しい展開でしたが全員が強い気持ちで力を出し切ってくれました」
 田辺明広コーチ「「県駅伝、大会新記録での優勝は私にとって2年前からの大きな夢でした。今まで子供たち皆、厳しい練習に耐え、よくここまで頑張ってきてくれました。選抜6人ひとりひとりがお互いを信じ、強い気持ちを持って挑み、つかみ取った勝利だと感じております」

 優勝した選手は次の通り(敬称略)。
 1区・和田美々里(大袋東小6年)2区・原直輝(大沢北小6年)3区・鳥屋部愛弓(武里西小6年)4区・下平隼人(さいたま市立蓮沼小6年)5区・土屋杏樹(出羽小学校6年)6区・草野陸斗(大袋北小6年)
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