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ランチョンマットなど染める・中野形染工場で市民が体験

2010.12.14(越谷市)
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 越谷市大間野町の(有)中野形染工場(中野留男代表取締役、埼玉県伝統工芸士)で14日、伝統文化体験講座藍染体験教室(越谷市教育委員会生涯学習課主催、全4回)の2回目が行われた。第1回目では藍染めの歴史や工場見学などを行い、今回はランチョンマットとのれんの型付け作業。好きな模様の型を選び表裏に糊付けを行った。
 昨年1回講座に参加し越谷に藍染め工場があったのを初めて知ったという岩本裕子さんは「(藍染めは)とても楽しいです。せっかくの文化ですから子供たちにも体験させたいです」と言っていた。次回は染め作業を行って作品を完成させ、最終回では好きなものを染める。藍染め体験は毎回抽選になるほど好評だという。
 中野形染工場は浴衣地の伝統的な「籠付浸染(籠染め)」手法で染色する国内最後の紺屋であったが、海外の安価な染め物の普及や中野さんが体調を崩したことから咋年、工場を休業した。直径15a、長さ45aの真鍮の筒(籠)の間を通しながら糊付けする伝統工芸。工場の再開は未定だが中野さん夫妻は日本の文化として広く一般に伝承していくことを願っている。

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