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生徒がプレゼン発表・大袋中で研究発表会

2010.12.6(越谷市)
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 越谷市立大袋中学校(大西久雄校長、生徒379人)で11月18日、小中連携「生徒指導・不登校対応」研究発表会が開かれ、県内から教育関係者約100人が訪れた。同校は今年度、県教委から「生徒指導モデル校における中1問題解消に焦点をあてた小中連携に関する研究」の指定校になっており、その取り組みの成果を発表した。
 全学級で公開授業が行われた後、体育館で全体会が開かれた。小学6年生から中学校に進学したとたんに学校生活に対応できなくなるいわゆる「中1ギャップ」を解消しようと、学区内の大袋小、大袋東小と連携。お互いに教員を派遣し学習指導、情報交換することで「入学した生徒の緊張がほぐれ、4月からスムーズに学習に集中できるようになった」と成果を挙げた。一方で「小学校教員の中学校でのチームティーチング授業では十分な事前打ち合わせができず、学力向上に直結する効果はまだ出ていない」と課題も残している。
 続いて、コンピューターなど情報機器を教材に活用する授業に積極的に取り組んでおり、その成果として生徒代表3人がiPadを使ってプレゼンテーションした。夏休みから講座に参加している3年生の尾崎遥さん、中尾有希さん、星美帆さんの3人が発表。「アスファルトと地球温暖化との関係」や「大袋地区にみる日本文化」、「ツイッター交流」について自ら編集した画像、映像を使って分かりやすく説明した。星さんは、北海道の勇足中学校とのツイッター交流を通して「ふだん交流できない学校とも、ツイッターを使うとお互いに交流でき、日本にもいろいろな学校があるのだなということが分かった。今後もツイッターを活用して交流を深めたい」と話していた。
 同校の取り組みは、小学校からの「大袋アプローチ」に加え、情報機器の活用、父母や地域の人に「学校応援団」として参加支援してもらうなど、多角的な取り組みが効果を挙げているようだ。

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