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野球帽づくりにかける・武蔵野中で八木下さんが講演

2010.11.1(越谷市)
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 越谷市立武蔵野中学校(成田守弘校長、生徒数404人)で10月22日、ふれあい講演会が開催された。講師は市内七左町在住の野球帽制作・販売の有限会社八木下帽子代表取締役の八木下邦夫さん(78)。「帽子づくりにかけた人生」と題し、戦時・戦後・復興の激動の時代から今に至るまで、巨人軍をはじめとするプロ野球チームから高校野球部まで帽子づくり一筋に生きてきた人生から何か学んでほしいと弁をとった。
 「思うようにしたいことができなかった」という戦時中は「誰が悪いわけではない、自分で努力するしかない」と考えた。戦後は帽子の新素材を模索し初めて巨人軍にメッシュ素材の帽子を納入。それが今の野球帽につながっているという。「目的に向かってやるんだという責任。努力をもってこんにちがある」と訴えた。
 身近な地域で社会に貢献している人の話を聞き人としての生き方、将来について考えるためのふれあい講演会。成田校長は「夢や目標を持ち、これからどう生きていったらいいか考えてほしい」と願う。先日ノーベル化学賞を受賞した鈴木章北海道大名誉教授も明言したとおり、日本唯一の資源は人材力。日本の未来は一人ひとりの努力にかかっている。
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