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振り込め詐欺を防いだ市民に感謝状・越谷署、5人と1団体に

2010.9.20(越谷市)
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 越谷警察署は9日、管内で振り込め詐欺を未然に防いだ金融機関の社員ら5人と1団体に感謝状を贈呈した。
 功労者らは8月31日から9月7日までに、銀行や郵便局に振り込み手続きで来店した高齢者に対し、振込先の名字が本人と異なることや「携帯電話の番号が変わった」などの振り込め詐欺特有の文言を聞き出し、振り込め詐欺被害の疑いがある事案について、ホットラインなどを活用し警察に通報し、振り込め詐欺を未然に防いだ。
 同署署長室で行われた贈呈式では、千葉保治副署長から一人ひとりに感謝状が手渡された。表彰されたのは、武蔵野銀行大袋支店の杉本久美子さん(48)、埼玉りそな銀行北越谷支店の真壁哲夫さん(61)、北越谷駅前郵便局の中澤陽朗さん(31)、埼玉りそな銀行せんげん台支店の橋爪規子さん(45)と角田由香里さん(23)の5人と越谷千間台西郵便局(菊池一義局長)。
 入行1年目で未然に防いだ角田さんは「窓口に60代後半と見られるお年寄りが訪ねてきて、200万円すぐに引き出して、振り込みたいとおっしゃったが手が震えていて、用途を聞くと、息子の借金の返済ということだったので怪しいと思い、マネジャーに相談して、その方に再度確認してもらったら、借金の事実がないのが確認でき、振り込め詐欺だと分かった」と話していた。
 越谷署管内では今年に入り、14件(9月9日現在)の振り込め詐欺事件が発生している。同署の田中聖人生活安全課長は「携帯電話番号が変わった、保険金の還付金があるなどの電話があったらまず怪しいと思ってほしい。最近では警察官を語る事件もある。税金の還付金などが電話を使って振り込まれることはありえないので、冷静に対処してほしい」と呼びかけていた。

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