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全国小学生陸上で3位・しらこばと陸上クラブ

2010.9.6(越谷市)
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 越谷市のジュニア陸上選手でつくる、しらこばと陸上クラブ(村山健児監督)が、全国3位の快挙。8月28日に国立競技場で開かれた「第26回全国小学生陸上競技交流大会」(日本陸上競技連盟主催、読売新聞社など後援)の女子4×100bリレーで初出場した同クラブは53秒20のベストタイムで見事3位に入賞した。全国の強豪チームを相手に選手たちはふだんの力を出し切り、夏休みの最高の思い出になったようだ。

 同クラブは7月4日、熊谷文化公園陸上競技場で開かれた「第26回全国小学生陸上競技交流大会埼玉県予選会」で53秒26の好タイムで念願の初優勝を果たし、全国大会への切符を手にした。当時の記録は全国ランキングトップのタイムだったため、選手たちは全国制覇を目指して、夏休みも練習を続けていた。
 全国大会は47都道府県代表を集めて行われた。同クラブはまずリレー予選に参加。53秒85の1着で予選を通過。続く準決勝では53秒57といい記録を出したものの、4着で滑り込みで決勝に進出した。決勝は8チームが参加。強豪ばかりの中だったが、選手たちは緊張もせず、リラックスしてバトンをリレー。53秒20のベストタイムをたたき出し、見事3位に入った。1位浜松陸上(静岡)が52秒21、2位沖縄アンテローブ陸上が52秒95の記録だった。
 村山監督は「暑さとの戦い。真夏に3回走るのは大人でも大変なのに、子どもたちは本当によく走ってくれた」と選手たちを称えた。初出場で3位入賞の快挙に応援に駆けつけた父母たちも大喜びだった。
 同クラブは07年4月に、越谷市陸上競技協会の「ジュニア育成部門」として、元長距離選手の村山監督(39)が立ち上げた。選手2人からスタートし、これまで、後藤大輝くんが6年生男子100bで全国大会へ出場した。以降、メンバーを増やしながら、越谷市のしらこばと運動公園陸上競技場を練習拠点に週1回、練習会を実施。現在、小学生100人が在籍し、越谷市をはじめ近隣の三郷市や八潮市、さいたま市から通う子どももいる。コーチは6人。県内大会のほか、関東小学生陸上競技連盟の主催大会にも出場している。
 女子リレーメンバーは、強豪の多い埼玉県予選を勝ち抜くために、昨年末からの合宿から半年をかけて、練習を重ね、予選会に向け取り組み、見事優勝。そして全国3位にまで勝ち上がった。
 今回のメンバーは陸上経験8か月から3年と浅いが、どの選手も陸上競技が大好きな子どもばかり。全員が中学校に進学しても「陸上を続ける」と決意しており、頼もしい選手ばかりで「オリンピック出場」を夢見る子もいる。小学生最後の夏の最高の思い出になったばかりでなく、全員が自信をつけたようだ。
 
(安部 匡一)
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