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下間久里の獅子舞・香取神社で

2010.7.26(越谷市)
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 越谷市下間久里の香取神社で15日、県指定無形民俗文化財の「獅子舞」が行われた。この獅子舞は、1594年(文禄3年)に京都から伝承されたといわれるもので、県下でも有数の伝統を誇る。袴をはき、揃いの衣装で腰に太鼓をつけた太夫獅子、中獅子、女獅子の3頭1組で舞う。
 この日は、午前10時過ぎから御幣を持った太夫(高橋仲次さん・65歳)を先頭に、刀を持った副太夫、笛、花笠、獅子が続き、宮参りが始まった。社殿の前で「宮参り」が舞われ、そのあと社殿を一周し、「くじ(九字)」などの舞が披露されると、太夫が獅子の背につき、「くじ」の拝み文字を唱え、「くじ」を切る動作が行われた。
 境内で舞った後は、太夫を先頭に獅子、笛吹き、連中など総勢50人ほどが地区内の約120軒の家々を訪れ、家内安全、五穀豊穣を祈りながら夜遅くまで舞って歩いた。
 下間久里の獅子舞は、その宗家ともいわれる雨下(あめがした)無双角兵衛流で、俗に「ささら獅子舞」とも言われている。春日部市、旧庄和町、千葉県野田市などに伝わる獅子舞は、この下間久里の獅子舞が元祖といわれている。1979年に県の無形民俗文化財に指定されている。

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